プログラミング言語構造論
授業科目区分
専門科目 情報テクノロジーコース科目
情報テクノロジーコース必修 2単位 1年次 前期
担当教員
小泉 真也
履修に必要な予備知識や技能
プログラミング基礎の講義を通じて、プログラミング言語Cの読解およびプログラミングスキルを有すること
履修条件
「プログラミング基礎」の単位を取得していること
その他この科目を履修するために必要な条件
特になし
学習教育の目標
大規模なソフトウェア開発においては、コードの記述の効率化と、プログラミング資源の保守が重要となってきます。
本講義では、主にオブジェクト指向を軸として、プログラミング言語の様式を種別的な観点から理解し、それぞれの様式がどのように構文化されるかを学習します。
授業の簡単な概要
C++、Java、C# などで記述したプログラムの読解を通じて、オブジェクト指向の構成要素と、ジェネリックや関数型の一部の様式を学びます。また、オブジェクト指向プログラミングの効果として、GUIプログラミングを実践します。
学習支援
質問は、LMS やメール等で逐次受付ます。
オフィスアワー
講義にて案内します
学習内容
- ■ガイダンス−オブジェクト指向とは
プログラミングへの要求、プロセス(手続き)指向、データ指向、オブジェクト指向
- ■オブジェクト指向プログラミング言語の言語構造
C++、Java、C#などは、どのように「オブジェクト」を形成しているか
オブジェクト指向プログラミング言語の構成要素
- ■カプセル化
C++、Java、C#などのクラスベースにおけるクラス構造とコンストラクタ/デストラクタ
修飾子による隠蔽
- ■インヘリタンス[継承]
基底クラス(親クラス、スーパークラス)と派生クラス(子クラス、サブクラス)
オーバーライドと隠蔽
- ■ポリモーフィズム[多態性]
動的な型・静的な型、アップキャスト・ダウンキャスト
オーバーロード
- ■オブジェクト指向におけるオーバーライド
クラス・メソッドの抽象化
多重継承とインターフェース
- ■ダイナミック・バインディング[動的束縛]とジェネリック・プログラミング
型推論、汎用型(総称型)、匿名型
- ■その他の「オブジェクト」
- ■ラムダ式
- ■入出力
オブジェクト指向と入出力
APIと入出力
- ■GUI@
C(およびC++)のGUI
- ■GUIA
オブジェクト指向言語のGUI
- ■GUIB
コントロール
- ■GUIC
入出力
- ■GUID
メディアファイルの活用
期末試験やレポートなどの留意事項
講義内で案内します
教科書
WEB上で配布します。
参考書
図書館の蔵書を参考にしてください。
NDC
達成度評価(評価方法:合計100点)
試験:
レポート: 100
作品:
成果発表:
ポートフォリオ:
その他:
上記割合以外に注意すべき事項:
出席を重視する。
最終評価は、出席に基づく基準点に、レポートの結果に対する配点を加点します。