都市地理情報論

授業科目区分

専門科目
専門科目 地域デザインコース
地域志向科目 まちラボ・わくらぼ:使用しない
選択科目 2単位 2年次 後期




担当教員

遠藤 孝夫

学習教育の目標

 都市環境を構成する施設や土地利用などの物的環境、環境の形成に関わる制度・計画、人々による諸活動といった観点から地域の実情を把握するために必要な調査、記録、整理、分析の考え方や方法について地理情報システムを活用して修得する。さらに都市環境の特徴と課題および改善へ向けた考え方と解決策などについての表現、発表、議論を実践する。

授業の簡単な概要

 講義を中心に演習を織り交ぜながら進められる。授業中は要点をノートにメモしていくこと。授業後は、すみやかに授業内容の概要と理解を深めた事項に関するコメントを小レポートとしてまとめ、次回の授業開始時には提出できるようにしておくこと。  授業で学ぶ考え方や事例の内容を踏まえて、書籍やニュース等の情報との関係を自発的に学び考えることが必要である。

この科目のキーワード

都市地理 地理情報システム

履修もしくは取得していなければいけない科目

 「都市計画」(2年次前期)と本科目「都市地理情報論」は、都市の物的な環境の課題について異なるアプローチで取り組むが、内容の関連性から本科目「都市地理情報論」を履修するためには「都市計画」を履修し、修得しておく必要がある。

履修に必要な予備知識や技能

 「都市計画」(2年次前期)で学んだ知識や学習方法。

その他この科目を履修するために必要な条件

 2014年度以前入学生(2学科制)カリキュラムにおいては、地域創造学科専門・環境と社会系の新規追加授業科目と位置づけられる。したがって、2014年度以前入学生カリキュラム準拠学生も履修できるが、「都市計画(地域環境論)」を履修し、修得している者に限る。

学習支援

 授業中における質疑や議論の機会だけでなく、オフィスアワーも活用のこと。

オフィスアワー

学習内容

  1. 都市地理情報論概論  今後、本科目を履修していくための案内を受ける。
  2.  地理情報システムの基礎知識について理解を深める(1)
  3.  地理情報システムの基礎知識について理解を深める(2)
  4.  基盤地図情報について理解を深める。
  5.  地理情報の計測・収集について理解を深める。
  6.  属性情報の検索と操作について理解を深める。
  7.  都市環境の現状や変化に関する地理情報の分析について理解を深める(1)
  8.  都市環境の現状や変化に関する地理情報の分析について理解を深める(2)
  9.  都市環境の現状や変化に関する地理情報の分析について理解を深める(3)
  10.  空間参照系について理解を深める。
  11.  国土数値情報について理解を深める。
  12.  都市環境の現状や変化に関する地理情報の解析について理解を深める(1)
  13.  都市環境の現状や変化に関する地理情報の解析について理解を深める(2)
  14.  都市環境の現状や変化に関する地理情報の解析について理解を深める(3)
  15. 活動総括  本科目の取組み状況を総括し、学習目標に対する自己の達成度を点検する。

教科書

 教科書は用いず、必要に応じて資料を配付する。

参考書

 必要に応じて、適宜提示する。

NDC

518(衛生工学 都市工学)

科目分類コード

2101/1603/3401/5705/5803

達成度評価(評価方法:合計100点)

試験:      / 100
レポート:    60 / 100
小テスト(中間テストなど含む): / 100
小レポート(中間レポートなどを含む): 40 / 100
作品:      / 100
ポートフォリオ: / 100
その他:

 各回の授業内容の概要と理解を深めた事項に関する小レポートと、課題に対応したレポートにより評価される。  出席回数が授業回数の3分の2以上に満たなければ単位は発行されない。大幅な遅刻は欠席扱いとする。