情報と職業
授業科目区分
専門科目
専門科目 地域と社会系
まちラボ・わくらぼ:使用しない
選択科目 2単位 2年次 後期
教職課程(数学)必修.
担当教員
斉藤吉広
学習教育の目標
現在の日本社会において「働く」ことをめぐってどのような問題が生じているのかを知り、卒業後の自らの「働き方」について考える。
授業の簡単な概要
講義形式で行う。大きく分けると以下の三つの内容を扱う。(1)労働市場の現在/労働現場の実態、(2)労働のもつ意味、(3)働く者の権利。実態を知ることで、将来の自分の進む道を見定める材料にしてほしい。
この科目のキーワード
正規雇用、非正規雇用、労働市場、派遣、日本経済、労働者の権利、情報化、IT技術者
履修もしくは取得していなければいけない科目
なし
履修に必要な予備知識や技能
なし
その他この科目を履修するために必要な条件
なし
学習支援
オフィスアワーを利用されたい
オフィスアワー
時間割決定後に授業等で連絡します。
学習内容
- オリエンテーション
- 成長期の労働環境:高度経済成長の原動力となった「日本的経営」と、その下での労働のあり方について学ぶ
- 労働市場の現在:非正規労働者が4割に到達した労働市場の現状とその構造的原因について考える
- 派遣・請負労働ー間接雇用の実態:非正規雇用労働者の労働と生活について具体的に知る
- 正社員の現在:長時間労働やリストラの実態について考える
- 格差社会/貧困:格差社会論について検証し、構造的変革の可能性について考える
- 企業・流通のIT化:企業内では本人認証やIP統合、流通ではPOSやRFIDによる変化を知る
- 生活の情報化:レコメンデーションをはじめとした情報のパーソナライゼーションについて考える
- IT技術者・起業家:IT人材不足の中での「デジタル・ネイティブ」の可能性を探る
- 企業の社会的責任/社会的企業家:企業の社会的責任の現状および新しい分野で活動する社会的企業家について知る
- 働く者の権利/社会保障:「アルバイトにも有休はあるのか」など具体的な権利について知る
- 労働組合の力:労働組合に何ができるのか、現状の問題点は何か考える
- 「仕事」とどう向き合うか:「働く」ということの意味を考える
- 就職活動と自己分析・表現:自分に何ができるのか・何をしたいのかを知り、表現する方法を考える
- 各自の求める「働き方」の発表会
教科書
なし
参考書
適宜紹介する
NDC
366/367
科目分類コード
4001-2
達成度評価(評価方法:合計100点)
試験: / 100
レポート: 70 / 100
小テスト(中間テストなど含む): / 100
小レポート(中間レポートなどを含む): 30 / 100
作品: / 100
ポートフォリオ: / 100
その他: