地域福祉論

授業科目区分

教養科目
教養科目 社会科学系

まちラボとわくらぼの使用について:使用しない
選択科目 2単位 2年次 後期




担当教員

首藤 啓美子・高木 美穂・岡田 光央

研究室のホームページ,SNSなど

NDC

369

科目分類コード

400212

オフィスアワー

この科目のキーワード

 特別支援教育、地域福祉

到達目標

 特別支援教育の理念と実際を学ぶ。また、その特別支援教育に焦点をあてながら、地域福祉向上のための教育・福祉・医療・労働の連携のあり方についても学ぶ。さらに、国内外の特別支援教育の動向に触れ、そのシステムの現状と課題についての理解も深める。

授業の簡単な概要

 特別支援教育の今日的なテーマを取り上げ、その基礎的理論と実践について学ぶ。また、フィールド・ワークをとおして、「地域社会におけるバリアフリーリサーチ」の実地学習を行う。さらに、毎回の講義においては、ワークショップ形式の学習スタイルも採用し、学生の学びの主体性と協働性を大切にする。

学習内容

  1. 9/20(水)「地域福祉論」ガイダンス 「特別支援教育の概要 1」@ガイダンス A特別支援教育とは
  2. 9/27(水)「特別支援教育の概要 2」@特別支援教育の理念 A特別支援教育の現状と課題 Bインクルーシブな社会の実現
  3. 10/4(水) 特別支援教育の現場訪問 @特別支援学校の見学 A特別支援学校寄宿舎の見学 ※学外実習
  4. 10/11(水)「特別支援教育と福祉」 @総合自立支援法 A障がい者差別解消法 B教育と福祉の連携
  5. 10/18(水)「子どもの理解と指導 1」 @障害とは(WHOの国際定義等 A知的障害とは B発達障がいとは
  6. 10/25(水)「子どもの理解と指導 2」 @肢体不自由とは A病弱・身体虚弱とは B重度・重複障害とは等
  7. 11/1(水)「子どもの理解と指導 3」 @訪問学級の子どもたち A医療的ケアが必要な子どもたち
  8. 11/8(水)「人にやさしいまちづくり1」〜理論編〜 @バリアフリーの考え方 Aアドボカシー
  9. 11/15(水)「人にやさしいまちづくり2」〜実践編〜 @身近な地域のバリアフリーリサーチ Aバリアフリー体験 B模擬体験
  10. 11/22(水)「人にやさしいまちづくり3」〜実践編とまとめ〜 @ユニバーサルな視点でつくるまちづくり(実習)Aまとめと振り返り
  11. 11/29(水)「子どもの理解と指導 4」@発達障害がいの理解と支援 A指導法と就労に向けた取組
  12. 12/6(水)「特別支援教育の教育課程」 @新学習指導要領への対応 A共に学ぶ教育の実現のために B個別の教育支援計画
  13. 12/13(水)「特別支援教育のキャリア教育」 @キャリア教育の理論 Aキャリア教育の実践と評価
  14. 1/24(水)「特別支援教育の現状と課題」@特別支援教育の現状と課題 Aこれからの特別支援教育
  15. 1/31(水)「教育と福祉の連携」@医療・福祉機関との連携 A相互恵的連携の在り方 B関係機関との連携、支援会議等

授業時間外での学修

特になし

成績評価の基準と方法

特別支援教育の基礎的な理解について講義と実習を通じてイメージを深めることができているかを重点的に評価します。

達成度評価(評価方法:合計100点)

試験:      / 100
レポート:    / 100
小テスト(中間テストなど含む): / 100
小レポート(中間レポートなどを含む): / 100
作品:      50 / 100
ポートフォリオ: 20 / 100
その他:

授業内での意見・発表、グループワーク等での態度など30

教科書・テキスト

 必要に応じて適宜プリントを配布します。

参考図書・参考文献等

「しっかりしろ日本のバリアフリー」斉場三十四 著

履修もしくは取得していなければいけない科目

特になし

学習支援

その他この科目を履修するために必要な条件