教職課程専門科目
教職課程専門科目
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選択科目 2単位 2年次 後期
教職課程(数学)必修. 教職課程(情報)必修.
澁谷久,安藤友晴
375/376
4201(1)(5)(6)(7)(8)(9)
時間割決定後に授業等で連絡します。
実践的指導力 教育的タクト アクティブラーニング ICT
生徒が自分の存在を感得しながら,主体的に学習する授業づくりの重要性を理解するとともに,生徒が課題を自分のものととらえ,意欲的に取り組む授業を展開する方法の理解を深め,その技法を修得する。また,生徒が身に付けるべき資質や能力を高揚するための教科等の実践的指導力の形成を目的とする。実践的指導力の要素の洗い出しと実践的側面の検討を,学校での事例を通して行う。また,実践的指導力の向上は理論と実践の相補的な関係の充実によってなされることを理解する。
本講義は,以下の6つの観点から教育方法・技術の特質を明らかにする。 @学びの本質をとらえ,教育方法について,歴史的視点を踏まえ,新学習指導要領を基盤に,新しい学習理論について理解する。A学校教育を参画創造する演習として,学校教育における実際場面を想定し,教科を中心とした(道徳等を含む)授業をデザインする。授業実践の記録やその分析方法についても理解する。B教育の方法・技術は,教師と生徒との応答的関係のなかで生きるものである。省察的実践家としての教師と教師の教育的タクトをめぐる諸研究に目を向け,教師と生徒との相互応答や生徒同士の学び合いをつくり出す教育的タクトについて考察し,理論と実践の往還よって形成される点をとらえる。C学習意欲にまつわる動機づけ理論(特に,ARCSモデル),教育評価について概観する。D教育方法としてのICTの利用の重要性をとらえる。Eアクティブラーニングの方法と具体的な実践例を知る。本科目は,中学校,高等学校数学技術免許取得のための必須科目である。
なし
教育方法についての基礎的な内容について実践的な場面とつなげて理解している。 ICTの有効性とそれを利活用した授業を構成できる。
試験: 50 / 100
レポート: 0 / 100
小テスト(中間テストなど含む): 0 / 100
小レポート(中間レポートなどを含む): 0 / 100
作品: 0 / 100
ポートフォリオ: 0 / 100
その他:
50 学習への取り組みの状況
講義テーマに基づき資料を随時配布する。
「教育方法論」田中智志・橋本美保監修,広石英記編著,2014,一藝社 「はじめてのインストラクショナルデザイン」ウォルター・ディック他著,角行之監訳,2004,ピアソン・エデュケーション 「教材設計マニュアル−独学を支援するために−」鈴木克明,2002,北大路書房 「授業設計マニュアル」稲垣忠・鈴木克明,2011,北大路書房
教育原理 教育心理学 教育課程論
授業内容に限らず,教育方法に関するイメージを形成できる文献を紹介する。
ICTにかかわる授業はわくラボで行う。