教育原理

授業科目区分

教職課程専門科目
教職課程専門科目

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数学教育コース必修, 教職課程科目 2単位 1年次 後期

教職課程(数学)必修. 教職課程(情報)必修.


担当教員

米津直希

研究室のホームページ,SNSなど

NDC

371

科目分類コード

4201101

オフィスアワー

時間割決定後に授業等で連絡します。

この科目のキーワード

地域と教育/子ども理解/教育の理論

到達目標

この講義では、「教育とは何か」という基本的な問いへの答えを模索する手段として、教育現場における子どもとのやり取りや、その子どもの背景にある家庭や地域について学びます。 これらの学習を通じて、受講者が「教育とは何か」について、自らの経験や時代的背景をもとに、科学的に語ることができるようになることを到達目標とします。

授業の簡単な概要

本講義は、「教員免許状取得に必要な科目」のうち、「教育の基礎理論に関する科目」を扱います。  人間の発達について、思想的・歴史的な背景を踏まえながら、現場の実態へもアプローチしつつ理解を深めます。受講生はこれまでの自身の体験に基づいた理解をもとに、発達のありかたについて科学的に理解することが求められます。

学習内容

  1. ガイダンス
  2. 地域と教育(1)  COC地域シンポジウムに参加  *日程は変更になる可能性があります。
  3. 地域と教育(1)  COC地域シンポジウムの感想交流  *日程は変更になる可能性があります。
  4. 地域と教育(3)  南中の荒れと学校再生・南中ソーランの理解  *第5回の内容と連動。日程は変更になる可能性があります。
  5. 地域と教育(4)  稚内南中学校の文化活動発表会に参加  *日程は変更になる可能性があります。文化活動発表会は土曜か日曜日に開催されます。
  6. 地域と教育(5)  外部講師から、地域の課題や子どもの発達についての考えを聞き交流。  *講師のご都合により日程・時間が変更になる可能性があります。
  7. 地域と教育(6)  外部講師から障害と発達支援についてお話。  *講師のご都合により日程・時間が変更になる可能性があります。
  8. 地域と教育(7)  「地域と教育」振り返り
  9. 子ども理解(1)  学校スタンダードを学ぶ
  10. 子ども理解(2)  現場の先生から学級づくりについてお話を聞く  *講師のご都合により日程・時間が変更になる可能性があります。
  11. 子ども理解(3)  「子ども理解」振り返り
  12. 教育の理論(1)  以後3回にわたって、「地域と教育」の理論に関する文献を読み検討。  現段階では以下の論文を予定。第11回に配布する。 石井拓児「教育における公共圏形成の課題と学校づくりのダイナミズム― 地域教育経営論からみる稚内市における学校づくりの特質― 」『稚内市の子育て運動と教育再生= 地域再生「合意運動」から「力合わせ運動」へ(「地域と教育」再生研究調査研究報告書第2 号)』、北海道大学大学院教育学研究院教育社会発展論分野、2011 年5 月
  13. 教育の理論(2)
  14. 教育の理論(3)
  15. 講義のまとめ

授業時間外での学修

教育に関する新聞記事を読み、自分なりの考えを持てるよう習慣づけて下さい。ニュースアプリ等でも構いませんので、毎日目を通すことが必要です。

成績評価の基準と方法

地域と教育の関係について概要を理解している 子どもの発達についての概要を理解している 子ども理解の必要性について理解している 「教育とは何か」の問いに自分なりの意見を理論的に述べられる 教育原理に関する文献を読み、理解している

達成度評価(評価方法:合計100点)

試験:      / 100
レポート:    30 / 100
小テスト(中間テストなど含む): / 100
小レポート(中間レポートなどを含む): 20 / 100
作品:      / 100
ポートフォリオ: 50 / 100
その他:

ポートフォリオは、毎回の講義での感想等と関わっています。また、授業内での意見のやり取りも成績に反映します。そのため、成績評価の割合に出席は含めませんが、必然的に出席が重視されることになります。 また、自主的なレポートも成績に反映します。

教科書・テキスト

特定の教科書は使用せず、レジュメを使用します。

参考図書・参考文献等

講義中に紹介します。

履修もしくは取得していなければいけない科目

特にありません。

学習支援

質問等はいつでも受け付けます。

その他この科目を履修するために必要な条件

必須ではありませんが、事前に「教職概論」の講義内容を復習しておくことで授業内容理解の助けになります。