学校経営と学校図書館

授業科目区分

専門科目
専門科目 メディア表現コース

まちラボとわくらぼの使用について:使用しない
選択科目 2単位 3年次 後期



図書館情報学課程(司書教諭)必修.

担当教員

安藤 友晴

研究室のホームページ,SNSなど

NDC

17

科目分類コード

1303

オフィスアワー

この科目のキーワード

学校図書館/学校経営/読書指導/読書/資料収集

到達目標

新学習指導要領において再確認された「生きる力」としての「自己教育力」の育成にとって、豊かな学びの空間としての学校図書館の意義はますます増大している。しかも、今日の児童生徒たちは携帯電話やインターネットをはじめとするメディアの多様化にリアルタイムで直面しており、それらがいわゆる「読書離れ」という社会的性向をさらに増長しているといえるだろう。このような現況において、主体的に生きるために必要なメディア活用能力を身につける場である学校図書館をより効果的に経営するための基本的な考え方や指針、さらに、これからの学校図書館の可能性について把握することが目標となる。

授業の簡単な概要

本授業は4部から構成され、それぞれが講義を中心とするが、必要に応じて演習を織り交ぜた形式で進める。第1部は「学校経営における学校図書館の役割」、第2部は「学校図書館の経営」、第3部は「学校図書館の活動」、第4部は「事例紹介と学校図書館活動計画の策定」である。上記4テーマごとに出される課題を提出して評価を行う。

学習内容

  1. 学校図書館の機能と役割
  2. 学校図書館法
  3. 学校図書館活動(1) 学校図書館におけるテクニカル・サービス
  4. 学校図書館活動(2) 学校図書館のコレクション形成
  5. 学校図書館活動(3) 学校図書館におけるパブリック・サービス
  6. 学校図書館活動(4) 学校図書館における情報サービス
  7. 学校図書館活動(5) パスファインダーの制作
  8. 学校図書館経営(1) 図書館経営と学校図書館評価基準
  9. 学校図書館経営(2) 学校図書館経営のための組織
  10. 学校図書館経営(3) 司書教諭
  11. 子どもと読書(1) 近年の読書推進の動き
  12. 子どもと読書(2) 読書教育と読書指導
  13. 子どもと読書(3) 読書指導と個人情報保護
  14. 学校図書館活動計画の策定(1) 概要
  15. 学校図書館活動計画の策定(2) 検討会

授業時間外での学修

特になし。

成績評価の基準と方法

・学校経営における学校図書館の役割を理解していること。 ・学校図書館の経営について理解していること。 ・学校図書館の活動について理解していること。 ・学校図書館活動計画の策定について理解していること。

達成度評価(評価方法:合計100点)

試験:      / 100
レポート:    / 100
小テスト(中間テストなど含む): / 100
小レポート(中間レポートなどを含む): / 100
作品:      100 / 100
ポートフォリオ: / 100
その他:

教科書・テキスト

毎回資料プリントを配付する。

参考図書・参考文献等

参考文献は適宜紹介する。

履修もしくは取得していなければいけない科目

司書教諭資格取得に関わる科目であるので、受講者は教職課程履修者に限る。

学習支援

・LMS上の教材で復習することが望まれる。 ・LMS上のフォーラムを利用されたい。

その他この科目を履修するために必要な条件

特になし。