教育実習事前・事後指導
Teaching Profession for Guidance
授業科目区分
教職課程専門科目
教職課程専門科目
まちラボとわくらぼの使用について:使用しない
教職課程科目 2単位 4年次 前期
教職課程(数学)必修, 教職課程(情報)必修
担当教員
但田勝義 他
研究室のホームページ,SNSなど
NDC
375
科目分類コード
9010
オフィスアワー
この科目のキーワード
教育実習 学習指導案 模擬授業 実習記録
説明に使用する言語
主として日本語を使用する
使用する教材の言語
日本語で記述された資料を使用する
この科目に必要な日本の文化・事情の知識について
日本の文化・事情の知識を前提とする内容である
到達目標
事前指導では教育実習生として学校の教育活動に参画する意識を高め、事後指導では教育実習を経て得られた成果と課題等を省察するとともに、教員免許取得までに取得するべき知識や技能等について理解する。これらを通して教育実習の意義を理解することを目標とする。
授業の簡単な概要
事前指導では模擬授業を通しながら、教育実習の心構えや学習指導案の書き方など具体的な時候について学ぶ。事後指導では、レポートの作成・発表・討論を中心に、教育実習を振り返り課題等を省察し、教職への適性について自己診断する。
形式:模擬授業、批評、講義、レポート、討論など
構成:討議と演習、グループワーク、シェアリング等を中心に組み合わせながらすすめる。
学習内容
- ガイダンス
(教育実習全般について説明する)
- 教育実習の意義と目的
(教育実習の意義や目的を理解し、教育実習生として遵守すべき義務等について理解するとともに、その責任を自覚したうえで意欲や態度について確認する)
- 教育実習の流れ
(教育実習期間中の流れや予想される実習生としての一日の行動、実習日誌の書き方、勤務などについて理解する)
- 教育実習の課題と留意点
(教育実習の体験談や実習校の教員の批評など、具体的事例を通して理解する)
- 学習指導@
(良い授業とは何か、各自の体験を含め、グループワーク等で実践的に深める)
- 学習指導A
(学習指導要領を踏まえ適切な学習指導案の作成について、基本的事項と具体的項目の内容を理解する)
- 学習指導B
(学習指導案を作成・交流し、学習指導に必要な基礎的技術を理解する)
- 学習指導C
(模擬授業を通して、基礎的技術を身に付け、適切な情報機器を活用することができる。教材研究の仕方について理解する)
- 学習指導D
(模擬授業を行い、話法、板書や説明、発問、指名、学習形態、授業展開、机間指導等、指導技術を学ぶ)
- 教科外指導@
(道徳、総合的な学習の時間、特別活動、部活動などについて、適切に生徒と関わることができるための指導上の留意点を再確認する。進路指導について、自らの体験等を話せるよう準備する)
- 教科外指導A
(学級・HR指導について、場面指導等のロールプレーを行い、具体的指導に対する心構え役割と職務内容を理解する)
- 事前指導のまとめ
(自己の課題を再確認する。実習校への礼状の書き方やとくに異性の生徒への接し方、セクハラへの対応等について理解する)
- 事後指導@
(教育実習について振り返り、自己評価を行い、良さと課題を省察し、教職への適性について自己診断する。「教育実習レポート」を提出する)
- 事後指導A
(教育実習を終えて、成果や課題、教訓、感想などについて、全体シェアリングを行う)
- 事後指導B
(事後指導のまとめとして、教育実習で得られた知識と経験をふりかえり、教員免許取得までにさらに習得することが必要な知識や技能等を理解する。実習校に言った研究授業の記録などの整理を行い提出する)
授業時間外での学修
教科教育法等の関係科目の内容
成績評価の基準と方法
◯教育実習の手引きに基づいた内容が理解できる。
◯学習指導案の様式の沿った作成ができる。
◯実習記録を丁寧に的確に記録することができる。
◯模擬授業を通じて単元理解を深め、指導力を高めることができる。
達成度評価(評価方法:合計100点)
試験: 授業研究 40/100 / 100
レポート: 20/100 / 100
小テスト(中間テストなど含む): 模擬授業 40/100 / 100
小レポート(中間レポートなどを含む): / 100
作品: / 100
ポートフォリオ: / 100
その他:
教科書・テキスト
「教育実習の手引き」 学術図書出版社
参考図書・参考文献等
適宜紹介する。
履修もしくは取得していなければいけない科目
特になし
学習支援
◯小レポートやオフィスアワー面談等で学習支援を行う。
その他この科目を履修するために必要な条件
◯無断遅刻(15分)は欠席扱いとする。