キリスト教概論
Introduction to Christianity

授業科目区分

情報メディア基礎・教養科目
情報メディア基礎・教養科目 人文科学系

わくラボの使用について:使用しない
選択科目 2単位 1年次 前期


担当教員

伊藤 大道

研究室のホームページ,SNSなど

NDC

190

科目分類コード

オフィスアワー

時間割決定後に授業等で連絡します。

この科目のキーワード

キリスト教/歴史/現代社会

説明に使用する言語

主として日本語を使用する

使用する教材の言語

日本語で記述された資料を使用する

この科目に必要な日本の文化・事情の知識について

到達目標

本学は「情報メディア学部」を有する実学的な性格を持つ大学である。しかし、本学は「地域社会に貢献し、キリスト教精神の根底にある人間の自由と尊厳を重んじ、平和を愛する人材を育成すること」という建学の精神をかかげているように、キリスト教の思想がその根底にはある。世界のグローバル化という言葉が闊歩し、さまざまな情報が飛び交う今日の社会にあっても、それを取り扱うのは人間であり、その各個人の背後にはその人を成り立たせる思想や文化、宗教が根ざしているのはいつの時代であっても普遍のものだろう。そして、キリスト教は今もなお多くの人々の思想や考え方、生き方に大きな影響を及ぼしている。そのキリスト教を学ぶことによって、より豊かな世界への視野が開かれる端緒としたい。

ディプロマポリシーとの関連性

情報メディア基礎力:情報メディアの技術的および社会的な変化に対応し得る基盤となる知識とスキル

授業の簡単な概要

この授業では、大まかに2部構成をとる。前半部分では、キリスト教の歴史と背景、また、キリスト教の諸相について学んでいく。後半部分では、キリスト教の中心的な思想および現代社会とのかかわりなどについて学ぶ。なお、その際私たちが普段から慣れ親しみ、接する機会の多い事柄(映画や漫画、文化行事等)を糸口としながら、キリスト教の思想に入っていくこともある。その場合、資料は講師が用意する。また、この授業では、いわゆる「正解」というものを求めないので、出席者の自由な感想や意見なども歓迎し、それを交えながら授業を進めていく。

学習内容

  1. キリスト教の基本
  2. キリスト教が生まれるまでに ユダヤ教と旧約聖書
  3. イエス・キリスト
  4. キリスト教の誕生
  5. キリスト教の歴史
  6. キリスト教の教派
  7. 日本のキリスト教
  8. キリスト教の文化 クリスマスからエクソシストまで
  9. 罪の問題
  10. 十字架と復活
  11. 聖餐式
  12. 一神教と多神教 キリスト教と他宗教とのかかわり
  13. 神義論
  14. 教会
  15. 現代社会とキリスト教

授業時間外での学修

基本的に授業時間外の学修は1コマあたり4時間を必要とする

成績評価の基準と方法

授業内容等に対する理解度に応じて評価を行います。

達成度評価(評価方法:合計100点)

試験:      / 100
レポート:    50 / 100
小テスト(中間テストなど含む): / 100
小レポート(中間レポートなどを含む): / 100
作品:      / 100
ポートフォリオ: / 100
その他:

授業内容の理解度など総合的評価50

教科書・テキスト

『新共同訳聖書』 日本聖書協会刊行 ただし、必携ではない。必要な聖書の内容については、そのつど講師が用意します。

参考図書・参考文献等

以下、より深くキリスト教について学びたい人へのお勧めの本です。必携ではありません。 ○『よくわかるキリスト教』土井かおる著 PHP研究所刊行 ○キリスト教入門 (岩波ジュニア新書) 山我哲雄著 岩波書店刊行 ○13歳にもわかるキリスト教 (キリスト教スタディーブック・シリーズ)美濃部信著新教出版社刊行

履修もしくは取得していなければいけない科目

特になし

学習支援

質問は適時受付るので、疑問に感じたことがある場合、質問してください。

その他この科目を履修するために必要な条件

特になし