図書館情報資源概論
Introduction to Library and Information Resources

授業科目区分

専門科目
専門科目 メディア表現コース

まちラボとわくらぼの使用について:わくラボを使用
選択科目 2単位 2年次 後期

図書館情報学課程(司書)必修

担当教員

安藤 友晴,担当者

研究室のホームページ,SNSなど

NDC

010

科目分類コード

1303

オフィスアワー

時間割決定後に授業等で連絡します。

この科目のキーワード

図書館,資料,情報資源,

説明に使用する言語

使用する教材の言語

この科目に必要な日本の文化・事情の知識について

到達目標

この授業では、図書館で取り扱いうる各種資料について理解を深め、図書館でのコレクションの形成と管理について学ぶことが目標となる。一般的な図書館で扱われる印刷資料・非印刷資料のほか、ネットワーク情報資源についても重点的に扱い、電子図書館・デジタルアーカイブについての理解を深める。

授業の簡単な概要

授業は講義形式で進める。まずは各種資料の類型と特質、さらにはそれらの生産と流通について学ぶ。次に、図書館でのコレクション形成と管理の手法について、実際の図書館の例を交えながら学ぶ。さらに、電子図書館・デジタルアーカイブについて学んでゆく。

学習内容

  1. 図書館資料の意義
  2. 印刷資料・非印刷資料の類型と特質
  3. 電子資料、ネットワーク情報資源の類型と特質
  4. 地域資料、行政資料・政府刊行物・、灰色文献
  5. 情報資源の生産・出版と流通
  6. 図書館業務と情報資源
  7. コレクション形成の理論 (資料の選択・収集・評価)
  8. コレクション形成の方法 (選択ツールの利用、選定・評価)
  9. 資料の受け入れ・除籍・保存・管理
  10. コレクション形成の実際 (1) (稚内市立図書館の事例)
  11. コレクション形成の実際 (2) (稚内北星学園大学図書館の事例)
  12. 図書館でのネットワーク情報資源の活用
  13. 電子図書館 (1) 電子図書館の考え方
  14. 電子図書館 (2) デジタルアーカイブの理論
  15. 電子図書館 (3) デジタルアーカイブ構築の実践

授業時間外での学修

特になし

成績評価の基準と方法

評価の半分を 講義の節目に理解度確認を目的とした小テストを実施する。また、残り半分については図書館における資料及び情報資源についてその歴史的展開を含めて正確に理解しているかを最終レポートで確認をする。

達成度評価(評価方法:合計100点)

試験:      / 100
レポート:    50 / 100
小テスト(中間テストなど含む): 50 / 100
小レポート(中間レポートなどを含む): / 100
作品:      / 100
ポートフォリオ: / 100
その他:

教科書・テキスト

特になし

参考図書・参考文献等

高山正也, 平野英俊. 図書館情報資源概論. 樹村房, 2012, 192p. (現代図書館情報学シリーズ, 8).

履修もしくは取得していなければいけない科目

「図書館情報学概論 I」「図書館情報学概論 II」を受講していることが望ましい(必須ではない)。

学習支援

質問は逐次受け付けますので、適宜研究室を訪ねるなどご連絡ください。

その他この科目を履修するために必要な条件

特になし