教育原理
Principle of Education

授業科目区分

教職課程専門科目
教養科目 人文科学系, 教職課程専門科目

まちラボとわくらぼの使用について:わくラボを使用
数学教育コース必修, 教職課程科目 2単位 1年次 後期

教職課程(数学)必修, 教職課程(情報)必修, 図書館情報学課程(司書教諭)必修

担当教員

米津直希

研究室のホームページ,SNSなど

NDC

371

科目分類コード

4201101

オフィスアワー

時間割決定後に授業等で連絡します。

この科目のキーワード

地域と教育/子ども理解/教育の理論

説明に使用する言語

主として日本語を使用する

使用する教材の言語

日本語で記述された資料を使用する

この科目に必要な日本の文化・事情の知識について

日本の文化・事情の知識を前提とする内容である

到達目標

この講義では、「教育とは何か」という基本的な問いへの答えを模索するために、教育の基本的概念、教育の理念、教育の歴史及び思想を学び、教育に関する基本的な考え方を学ぶ。また、そうした考え方が日本においてどのように展開し、現在どのような状況にあるのかを理解する。これらを通して、現代の日本の教育の現状及び課題を理解できるようにする。

授業の簡単な概要

 人間の発達について、思想的・歴史的な背景を踏まえながら、現場の実態へもアプローチしつつ理解を深める。受講生はこれまでの自身の体験に基づいた理解をもとに、発達のありかたについて科学的に理解することが求められます。

学習内容

  1. 教育とは何か〜受講者の体験から考える〜(ガイダンスにかえて)
  2. 人間発達論(1) 発達段階論
  3. 人間発達論(2) 幼児期における言葉の獲得
  4. 人間発達論(3) 青年期における思考の発達
  5. 教育思想史(1) 啓蒙主義の教育思想
  6. 教育思想史(2) 産業革命と教育
  7. 教育思想史(3) 近代公教育制度の成立
  8. 戦争と教育(1) 戦時下の教育
  9. 戦争と教育(2) 戦争前後の教育状況の違い
  10. 教育現代史(1) 戦後中等教育政策の展開
  11. 教育現代史(2) 戦後高等教育政策の展開
  12. 教育現代史(3) 戦後高大接続政策の展開
  13. 新自由主義政策と学校(1) 産業と教育
  14. 新自由主義政策と学校(2) 貧困と教育
  15. 講義のまとめ〜現代の教育課題を考える〜

授業時間外での学修

教育に関する新聞記事を読み、自分なりの考えを持てるよう習慣づけて下さい。ニュースアプリ等でも構いませんので、毎日目を通すことが必要です。

成績評価の基準と方法

地域と教育の関係について概要を理解している 子どもの発達についての概要を理解している 子ども理解の必要性について理解している 「教育とは何か」の問いに自分なりの意見を理論的に述べられる 教育原理に関する文献を読み、理解している

達成度評価(評価方法:合計100点)

試験:      / 100
レポート:    30 / 100
小テスト(中間テストなど含む): / 100
小レポート(中間レポートなどを含む): 20 / 100
作品:      / 100
ポートフォリオ: 50 / 100
その他:

ポートフォリオは、毎回の講義での感想等と関わっています。また、授業内での意見のやり取りも成績に反映します。そのため、成績評価の割合に出席は含めませんが、必然的に出席が重視されることになります。 また、自主的なレポートも成績に反映します。

教科書・テキスト

特定の教科書は使用せず、レジュメを使用します。

参考図書・参考文献等

講義中に紹介します。

履修もしくは取得していなければいけない科目

特にありません。

学習支援

質問等はいつでも受け付けます。

その他この科目を履修するために必要な条件

必須ではありませんが、事前に「教職概論」の講義内容を復習しておくことで授業内容理解の助けになります。