地域学2
Regional Science II

授業科目区分

教養科目
教養科目 社会科学系

まちラボとわくらぼの使用について:使用しない
学部必修 2単位 2年次 前期


担当教員

安藤友晴, 横田耕一, 石橋豊之

研究室のホームページ,SNSなど

NDC

211.1

科目分類コード

80010

オフィスアワー

この科目のキーワード

宗谷、稚内、近現代史、地域、フィールドワーク、宗教

説明に使用する言語

主として日本語を使用する

使用する教材の言語

日本語で記述された資料を使用する

この科目に必要な日本の文化・事情の知識について

日本の文化・事情の知識を前提とする内容である

到達目標

本講義では、宗谷・稚内の歴史を取り上げる。これらは義務教育等ではあまり触れてこなかった領域でもある。そのため講義を通して稚内の歴史や文化といった特徴を理解することを目標とする。合わせて行うフィールドワークでは、自ら取材しそれをまとめる能力の習得を目指す。

授業の簡単な概要

本講義は第1部「故郷の歩みを知る」(座学)と第2部「グループワーク」(フィールドワーク)の2部構成で展開する。前半では、北方圏に和人が入ってくる時期から徳川末期までを取り扱う。後半は、「稚内の寺社仏閣」に関するブックレットを作成するため、実際に寺社への取材を行う。またその間にも開拓と宗教という観点の座学も実施する。

学習内容

  1. 和人進出の時代 (1) 和人(松前藩)の蝦夷統治 その財政の特異性
  2. ガイダンス: 講義の進め方
  3. 和人進出の時代 (2) 北方圏と蝦夷地の関わり
  4. 和人進出の時代 (3) 蝦夷地先住民アイヌの歩
  5. ロシア南下による北方防備の時代 (1)田沼意次による蝦夷調査
  6. ロシア南下による北方防備の時代 (2) 松田伝十郎と間宮林蔵
  7. ロシア南下による北方防備の時代 (3) 北方警備と各藩の受難
  8. 徳川末期 梨本弥五郎の妻子同行赴任 ストーブ製作の経緯
  9. ブックレット作成 ブックレット作成の意義目的と調査について
  10. 蝦夷地開拓と宗教
  11. 取材と編集
  12. 取材と編集
  13. 取材と編集
  14. 取材と編集
  15. まとめと報告
  16. 予備日

授業時間外での学修

後半部分は特にフィールドワークを実施するため、先方の都合等もあるので、課業時間外での活動を行うこととなる。

成績評価の基準と方法

日常的な講義への参加意欲を見る。単純に多く発言したといった量的な部分も見るが、むしろどのような発言をしたかといった質的な部分で特に評価をする。また、フィールドワークにおいては、可能な限り教員が同行し学生の積極性・マナー・役割分担ができているかといった点を評価する。成果物であるブックレットについては当然ながら完成が前提である。未完成での提出は受け付けない。内容については、誤字脱字の有無、レイアウト、内容の正確さなどを総合的に評価する。

達成度評価(評価方法:合計100点)

試験:      / 100
レポート:    / 100
小テスト(中間テストなど含む): / 100
小レポート(中間レポートなどを含む): / 100
作品:      60 / 100
ポートフォリオ: / 100
その他:

40: 講義への参加意欲(本講義はゲスト講師等も呼ぶため、そうした際の積極的な発言なども求める。また、フィールドワークでは各自の役割や貢献などを見る)

教科書・テキスト

特に指定しない

参考図書・参考文献等

適宜紹介する。

履修もしくは取得していなければいけない科目

特になしt

学習支援

質問は逐次受け付けますので、適宜研究室を訪ねるなどご連絡ください。

その他この科目を履修するために必要な条件

本講義は外部講師の方が多くいらっしゃる。そのため一回の欠席の影響が大きい。また、講師の関係で順番や曜日の変更などがあるため、逐一 LMS等で確認を行うこと。