教養科目
教養科目 社会科学系
まちラボとわくらぼの使用について:使用しない
選択科目 2単位 2年次 前期
社会教育主事課程選択
田村 龍一
301/307
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質的調査 量的調査 インタビュー アンケート 記述統計 調査データの収集 調査データのとりまとめと可視化
主として日本語を使用する
日本語・英語で記述された資料を使用する
日本の文化・事情の知識を前提とする内容である
社会全体、または特定の集団に属する人々の意識や行動を知るための「社会調査」の方法について、計画・収集・分析にわたる実践的知識を得る。
社会全体、または特定の集団に属する人々の意識や行動を捉えるために開発されてきた学問領域のひとつが「社会調査」です。社会調査には様々な手法がありますが、どれにも共通するのは、偏見のない科学的な立場で調査を計画してデータを収集・分析することです。この授業では、その中からインタビューに代表される「質的調査」、アンケートおよび政府統計に代表される「量的調査」という二つの手法を主に扱います。1年生時の「基礎演習」にて、一部の内容は既に学習済みと思われます。この授業では、さらに深く、システマティックにその方法論を学び、今後みなさんが地域に取材して新しい知見を得ようとするときに運用できるようにしたいと思います。具体的には、質的調査・量的調査の実践的側面、すなわち調査計画の策定、実際の調査、調査後のデータのとりまとめ、とりまとめたデータを他者に効果的に伝えるためのプレゼンテーションの方法を主な学習範囲とします。
「社会調査論」で学んだ方法を、フィールドワーク(観光学実践や地域デザインの関連科目など)で積極的に活用していき、自分なりの調査方法を確立することが望ましい。
S: 社会調査の方法である質的調査・量的調査の狙い、基礎概念、実践方法を正しく理解し、調査データをソフトウエアで処理し、調査結果として分かりやすく他人に伝えることができる。 A: 質的調査・量的調査の狙い、基礎概念、実践方法を正しく理解し、調査データをソフトウエアで処理することができる。 B: 各人が進む分野に応じて質的調査と量的調査のどちらかを正しく理解し、調査データをソフトウエアを使って適切に保存し活用することができる。 C: 質的調査・量的調査の狙い、基礎概念、実践方法を正しく理解している。
試験: / 100
レポート: 40 / 100
小テスト(中間テストなど含む): / 100
小レポート(中間レポートなどを含む): 60 / 100
作品: / 100
ポートフォリオ: / 100
その他:
講義資料を配布する
授業中に指示する
1年次の「基礎演習」
オフィスアワー内での質問、時間外であればメールでの質問は歓迎する。
特になし。