特別活動論
Special Activism

授業科目区分

教職課程専門科目
教職課程専門科目

まちラボとわくらぼの使用について:わくラボを使用
数学教育コース必修, 教職課程科目 2単位 2年次 後期

教職課程(数学)必修, 教職課程(情報)必修

担当教員

但田勝義

研究室のホームページ,SNSなど

NDC

375

科目分類コード

9010

オフィスアワー

この科目のキーワード

改訂学習指導要領 学級(HR)指導 生徒会活動 学校行事

説明に使用する言語

主として日本語を使用する

使用する教材の言語

日本語で記述された資料を使用する

この科目に必要な日本の文化・事情の知識について

日本の文化・事情の知識を前提とする内容である

到達目標

 学校教育全体における特別活動の意義を理解し、「人間関係形成」・「社会参画」・「自己実現」の三つの視点や「チームとしての学校」の視点を持つとともに、学年の違いによる活動の変化、各教科等との往還的な関係、地域住民や他校の教職員と連携した組織的な対応等の特別活動の特質を踏まえた指導に必要な知識や素養を身に付ける。

授業の簡単な概要

 特別活動の意義、目標及び内容を理解し、特別活動の指導の在り方を理解する。  形式:講義、演習、模擬授業、学校行事等の参観、グループ討議、小テストなど  構成:討議と演習、発表と討論を中心にすすめる

学習内容

  1. 特別活動の意義と教育課程 (為すことによって学ぶ特別活動の意義を学ぶ)
  2. 学習指導要領と特別活動 (教育課程における特別活動の位置付けと各教科との関連を理解する)
  3. 特別活動の歩み (国内外における特別活動の歴史を概観する)
  4. 特別活動の目標と内容 (学習指導要領における特別活動の目標及び主な内容を理解する)
  5. 指導計画の作成 (合意形成に向けた話し合い活動、集団活動の意義や指導の在り方を例示した学級経営案を作成する)
  6. 学級指導(HR)の指導 (「いじめ」や「不登校」を例に学級活動の特質を理解する)
  7. 生徒会活動の指導 (生徒会活動の意義と特質について事例に基づき考察する)
  8. 学校行事の指導1 (実際の学校行事を観察し指導と実践の重点事項を理解する)
  9. 学校行事の指導2 (実際の学校行事の観察をもとに評価と改善の重点事項を理解する)
  10. 部活動の位置付けと指導 (部活動の意義を理解し、課題について実践的に考察する)
  11. 特別活動と教科・道徳・「総合的な学習の時間」 (相互の関連と相乗効果を理解する)
  12. 特別活動と進路指導 (「就業」とは何か、生き方との関連で考える)
  13. 特別活動と評価 (特別活動の取組の評価・改善活動の重要性を理解する)
  14. 特別活動と地域の連携 (家庭・地域や関係機関との連携の在り方を理解する)
  15. 特別活動と指導の在り方 (教育課程全体で取り組む特別活動の指導の在り方を理解する)

授業時間外での学修

学校を訪問して観察・分析することがあるので、どのような視点で観察するか実践的な学修が必要である。

成績評価の基準と方法

◯学習指導要領改訂に伴う、道徳、総合的な学習の時間との関連が理解できる。 ◯学級集団づくりの視点からの学級経営の方策が理解できる。 ◯生徒会活動の内容と学級指導との関連が理解できる。 ◯主体的な学校行事への取組のために何が必要か理解できる。 

達成度評価(評価方法:合計100点)

試験:      20/100 / 100
レポート:    50/100 / 100
小テスト(中間テストなど含む): 10/100 / 100
小レポート(中間レポートなどを含む): 20/100 / 100
作品:      / 100
ポートフォリオ: / 100
その他:

教科書・テキスト

改訂中学校学習指導要領

参考図書・参考文献等

配布したプリントをファイリングして活用する。

履修もしくは取得していなければいけない科目

特になし

学習支援

特別活動の題材は、生徒の実生活や社会の動向と関連することがあるので留意すること。毎回課題を示し、次回の発表や授業に展開するので必ず提出すること。

その他この科目を履修するために必要な条件

学校を訪問して観察・分析することがあるので時間割の変更がある。