都市地理情報論
Urban Geographic Information

授業科目区分

専門科目
専門科目 社会情報系

わくラボの使用について:使用しない
選択科目 2単位 2年次 後期


担当教員

遠藤 孝夫

研究室のホームページ,SNSなど

NDC

518(衛生工学 都市工学)

科目分類コード

2101/1603/3401/5705/5803

オフィスアワー

この科目のキーワード

都市地理 地理情報システム

説明に使用する言語

主として日本語を使用する

使用する教材の言語

日本語で記述された資料を使用する

この科目に必要な日本の文化・事情の知識について

到達目標

 都市環境を構成する施設や土地利用などの物的環境、環境の形成に関わる制度・計画、人々による諸活動といった観点から地域の実情を把握するために必要な調査、記録、整理、分析の考え方や方法について地理情報システムを活用して修得する。さらに都市環境の特徴と課題および改善へ向けた考え方と解決策などについての表現、発表、議論を実践する。

ディプロマポリシーとの関連性

情報メディア基礎力:情報メディアの技術的および社会的な変化に対応し得る基盤となる知識とスキル

授業の簡単な概要

 講義を中心に演習を織り交ぜながら進められる。授業中は要点をノートにメモしていくこと。授業後は、すみやかに授業内容の概要と理解を深めた事項に関するコメントを小レポートとしてまとめ、次回の授業開始時には提出できるようにしておくこと。
 授業で学ぶ考え方や事例の内容を踏まえて、書籍やニュース等の情報との関係を自発的に学び考えることが必要である。

学習内容

  1. 都市地理情報論概論 今後、本科目を履修していくための案内を受ける。
  2. 地理情報システムの基礎知識(1) 地理情報システムの基礎知識について理解を深める(1)
  3. 地理情報システムの基礎知識(2) 地理情報システムの基礎知識について理解を深める(2)
  4. 地理情報(1) 基盤地図情報について理解を深める。
  5. 地理情報システムの関連技術(1) 地理空間情報の計測・収集について理解を深める。
  6. 地理情報システムの関連技術(2) 属性情報の検索と操作について理解を深める。
  7. 都市環境の現状や変化に関する地理情報の分析(1) 都市環境の現状や変化に関する地理情報の分析について理解を深める(1)
  8. 都市環境の現状や変化に関する地理情報の分析(2) 都市環境の現状や変化に関する地理情報の分析について理解を深める(2)
  9. 都市環境の現状や変化に関する地理情報の分析(3) 都市環境の現状や変化に関する地理情報の分析について理解を深める(3)
  10. 地理情報システムの関連技術(3) 空間参照系について理解を深める。
  11. 地理情報(2) 国土数値情報について理解を深める。
  12. 都市環境の現状や変化に関する地理情報の解析(1) 都市環境の現状や変化に関する地理情報の解析について理解を深める(1)
  13. 都市環境の現状や変化に関する地理情報の解析(2) 都市環境の現状や変化に関する地理情報の解析について理解を深める(2)
  14. 都市環境の現状や変化に関する地理情報の解析(3) 都市環境の現状や変化に関する地理情報の解析について理解を深める(3)
  15. 都市環境の現状や変化に関する地理情報の解析(4) 都市環境の現状や変化に関する地理情報の解析について理解を深める(4)
    活動総括 本科目の取組み状況を総括し、学習目標に対する自己の達成度を点検する。

授業時間外での学修

 授業後は、すみやかに授業内容の概要と理解を深めた事項に関するコメントを小レポートとしてまとめ、次回の授業開始時には提出できるようにしておくこと。
 授業で学ぶ考え方や事例の内容を踏まえて、書籍やニュース等の情報との関係を自発的に学び考えることが必要である。
 基本的に授業時間外の学修は1コマあたり4時間を必要とする。

成績評価の基準と方法

(S) キーワードに記された各領域の考え方について他者に説明でき、方法を適切に応用できる。
(A) キーワードに記された各領域の考え方を正しく理解し、方法を適切に実践できる。
(B) キーワードに記された各領域の考え方の重要な事項について理解し、指示に則って方法を実践できる。
(C) キーワードに記された各領域の考え方の主要な事項について理解し、方法を概ね実践できる。

達成度評価(評価方法:合計100点)

試験:      / 100
レポート:    40 / 100
小テスト(中間テストなど含む): / 100
小レポート(中間レポートなどを含む): 60 / 100
作品:      / 100
ポートフォリオ: / 100
その他:

 各回の授業内容の概要と理解を深めた事項に関する小レポートと、最終レポートにより評価される。
 出席回数が授業回数の3分の2以上に満たなければ単位は発行しない。大幅な遅刻は欠席扱いとなる。

教科書・テキスト

 教科書は用いず、必要に応じて資料を配付する。

参考図書・参考文献等

 必要に応じて、適宜提示する。

履修もしくは取得していなければいけない科目

 「都市地理情報論」は、都市の物的な環境の課題について「都市計画」とは異なるアプローチで取り組むが、内容の関連性から「都市計画」を修得しておく必要がある。

学習支援

 課題に関して、望ましい取組み成果例の指摘等の指導を実施する。

その他この科目を履修するために必要な条件

 特に無し。