映像メディア論I
Analysis of Visual MediaI

授業科目区分

専門科目
専門科目 メディア表現コース
地域志向科目
わくラボの使用について:わくラボを使用
選択科目 2単位 2年次 変形通年(前期+後期)


担当教員

牧野竜二

研究室のホームページ,SNSなど

https://saihoku-movie.hateblo.jp/

NDC

743/365

科目分類コード

1802

オフィスアワー

時間割決定後に授業等で連絡します。

この科目のキーワード

動画制作、動画撮影、動画編集、情報発信、地域

説明に使用する言語

主として日本語を使用する

使用する教材の言語

日本語で記述された資料を使用する

この科目に必要な日本の文化・事情の知識について

日本の文化・事情の知識を前提とする内容である

到達目標

現在、社会活動において必須になりつつある映像・動画について、その制作をするための撮影や編集方法の基礎知識及び初歩の技術を習得する。

ディプロマポリシーとの関連性

情報メディア基礎力:情報メディアの技術的および社会的な変化に対応し得る基盤となる知識とスキル, 専門能力:情報メディアの開発とその多面的な活用ができる能力, 地域貢献力:地域の課題を意識し、仕事や社会生活において主体的かつ協調的にその解決に取り組む能力

授業の簡単な概要

この講義では、過去の学内で制作された映像作品を鑑賞しながら、撮影や編集、構成、演出の仕方などを学ぶ。さらに実際に映像を制作します。

また、この講義では、稚内市役所などの地方自治体の協力を得ながら実施します。
例えば、忘れ去られつつある樺太(戦争)の思い出をインタビュー撮影したものを市役所が管理する樺太記念館で展時上映することや、観光の映像を撮影し、市役所の観光政策において多方面で活用することを考えています。
しかし、これらはあくまで例であり、受講生の嗜好や興味により、制作する映像を決定します。

前期後期合わせ30コマの講義を行います。講義日は土曜であり、おおむね毎月1日、昼から3コマ程度行います。
なお、本講義では出席点を重視しますが、事情により出席できない場合 、別の作業や課題を与えることで柔軟に単位認定をします。

学習内容

  1. オリエンテーション
  2. 地域の歴史1
  3. 地域の歴史2
  4. 企画の立案
  5. 撮影の基本
  6. インタビュー撮影1
  7. インタビュー撮影2
  8. インタビュー撮影3
  9. インタビュー撮影4
  10. インタビュー撮影5
  11. 物語構成
  12. 物語構成
  13. 雑観撮影1
  14. 雑観撮影2
  15. 雑観撮影3
  16. 第16回から第30回は、編集を行い、作品を完成させる。

授業時間外での学修

場合によっては、完成した作品の発表会を行います。

成績評価の基準と方法

出席点50点、作品提出30点、レポート20点の合計100点で評価します。

達成度評価(評価方法:合計100点)

試験:      / 100
レポート:    20点 / 100
小テスト(中間テストなど含む): / 100
小レポート(中間レポートなどを含む): / 100
作品:      30点 / 100
ポートフォリオ: / 100
その他:

完成した映像のクォリティよりも、映像製作の過程で何を学んだかを重視して、評価を行います。

教科書・テキスト

なし

参考図書・参考文献等

なし

履修もしくは取得していなければいけない科目

映像メディア論2のみの履修はできず、映像メディア論1を履修していなくてはならない

学習支援

提出された成果物に対して、修正点・改善点等の指摘などの指導を実施する

授業に関連する実務経験

北海道職員に対し、映像制作の指導を続けています。また、担当講師の本職は稚内市職員であり、これまでの所蔵課において、映像メディアを活用した広報を多数実践しています。

その他この科目を履修するために必要な条件

映像メディア論2のみの履修はできず、映像メディア論1を履修していなくてはならない