情報教養II
Basic Computer Science II

授業科目区分

情報メディア基礎・教養科目
情報メディア基礎・教養科目 情報・メディア系

わくラボの使用について:使用しない
学部必修 2単位 1年次 後期

教職課程(情報)必修

担当教員

佐賀孝博

研究室のホームページ,SNSなど

NDC

7

科目分類コード

オフィスアワー

この科目のキーワード

情報セキュリティ/情報システム/システム開発/経営戦略/知的財産権/財務諸表

説明に使用する言語

主として日本語を使用する

使用する教材の言語

日本語・英語で記述された資料を使用する

この科目に必要な日本の文化・事情の知識について

到達目標

 プロジェクトマネジメント・企業活動の基礎・知的財産権・経営戦略などの基礎的な知識を習得することで、ICTによるシステム構築および企業におけるICTの利活用について理解を深めることを目標とする。

ディプロマポリシーとの関連性

情報メディア基礎力:情報メディアの技術的および社会的な変化に対応し得る基盤となる知識とスキル

授業の簡単な概要

 システム開発のプロセスやプロジェクトマネジメントを学ぶとともに、企業活動を考える上で必要となる財務諸表の見方など企業活動の基礎や経営戦略について理解する。
 また、これらに関連して知的財産権や個人情報の取り扱いや関連法規についても理解する。
 内容的には国家試験である「ITパスポート試験」のうち、経営全般・IT管理に関する事柄程度は理解できるようにする。

学習内容

  1. セキュリティ(1)  情報資産・セキュリティとは
  2. セキュリティ(2)  ネットワークセキュリティ
  3. セキュリティ(3)  データの暗号化
  4. システムの導入(1)  システムの構成、システム導入の流れ
  5. システムの導入(2)  システム監査
  6. システムの導入(3)  システムの性能評価、障害対策
  7. システム開発とプロジェクトマネジメント(1)  システム開発
  8. システム開発とプロジェクトマネジメント(2)  プログラミングとアルゴリズム
  9. システム開発とプロジェクトマネジメント(3)  プロジェクトマネジメント
  10. 企業活動とITの活用(1)  経営戦略
  11. 企業活動とITの活用(2)  分析ツール
  12. 企業活動とITの活用(3)  効率的なIT活用
  13. 財務と法務(1)  知的財産権
  14. 財務と法務(2)  財務諸表
  15. まとめ
  16. 試験

授業時間外での学修

ある事柄について関連をもって複数回にわたって学ぶ場合もあるので、授業の復習などをして、その回の事柄について正しく理解しておくこと。なお、基本的に授業時間外の学修は1コマあたり4時間を必要とする。

成績評価の基準と方法

(S)キーワードに記された各領域の内容について、正しく他者に説明できる。 (A)キーワードに記された各領域の内容について、講義資料に基づいて正しく他者に説明できる。
(B)キーワードに記された各領域の内容について、重要な事項について、講義資料に基づいて他者に説明できる。
(C)キーワードに記された各領域の内容について、主要な事項について、講義資料に基づいて他者に説明できる。

達成度評価(評価方法:合計100点)

試験:      100 / 100
レポート:    / 100
小テスト(中間テストなど含む): / 100
小レポート(中間レポートなどを含む): / 100
作品:      / 100
ポートフォリオ: / 100
その他:

「ITパスポート」の合格によっても単位認定を行う。
評価はITパスポートのスコア(1000点満点)を100点満点に換算したものとする。
(※ 科目試験の受験を行ってもよい。その際は点数の良い方を評価とする。)

教科書・テキスト

「かんたん合格 ITパスポート教科書 令和2年度 」 インプレス

参考図書・参考文献等

必要に応じて、適宜提示する。

履修もしくは取得していなければいけない科目

「情報教養T」

学習支援

質問は逐次受け付けますので、適宜研究室などを訪ねてください。

授業に関連する実務経験

その他この科目を履修するために必要な条件

特になし。