図書館情報学概論I
Foundations of library and information science I

授業科目区分

専門科目
専門科目 メディア表現コース, 専門科目 図書館情報学系

わくラボの使用について:使用しない
選択科目, 教職課程科目 2単位 1年次 前期

教職課程(数学)選択, 教職課程(情報)選択, 社会教育主事課程選択, 図書館情報学課程(司書)必修

担当教員

安藤 友晴

研究室のホームページ,SNSなど

NDC

010

科目分類コード

90020

オフィスアワー

時間割決定後に授業等で連絡します。

この科目のキーワード

図書館/司書/図書館サービス/分類/図書館史/地域

説明に使用する言語

主として日本語を使用する

使用する教材の言語

日本語で記述された資料を使用する

この科目に必要な日本の文化・事情の知識について

日本の文化・事情の知識を前提とする内容である

到達目標

図書館について、役割、歴史と現状、運営形態、今後の課題までを包括的に把握できるようになることが目標である。

ディプロマポリシーとの関連性

専門能力:情報メディアの開発とその多面的な活用ができる能力, 地域貢献力:地域の課題を意識し、仕事や社会生活において主体的かつ協調的にその解決に取り組む能力

授業の簡単な概要

図書館について、その成り立ち、種類、意義・役割などの基礎的な知識のほかに、利用方法から日常業務、分類法に至るまでの実践的な知識を学ぶ。また、地域社会のなかで図書館とはどのような役割を担っているのか、稚内市の事例を交えて学ぶ。ゆえに、本科目は図書館司書、社会教育主事の資格取得に興味のある学生にとっては格好の入門科目である。

学習内容

  1. ガイダンス
  2. 図書館の歴史(1)
  3. 図書館の歴史(2)
  4. 現在の図書館と動向
  5. 現在の図書館と動向(2)
  6. 図書館サービスの概要
  7. 図書館の種類
  8. 図書館の経営と組織
  9. 主題分析と目録
  10. 図書館における分類
  11. 日本十進分類法
  12. 図書館と地域社会: 概説
  13. 図書館と地域社会: 稚内での実践例(1)
  14. 図書館と地域社会: 稚内での実践例(2)
  15. まとめ:図書館の課題と展望

授業時間外での学修

大学の図書館や市立図書館などへ足を運び、図書の分類、本の展示や配置の仕方、司書の方の動きなどを観察し図書館の現状についての知識を深めることをすすめる

成績評価の基準と方法

図書館についての役割、歴史と現状、運営形態などに関する知識や理解度及び分類法の理解度を併せて評価を行う

達成度評価(評価方法:合計100点)

試験:      / 100
レポート:    70 / 100
小テスト(中間テストなど含む): / 100
小レポート(中間レポートなどを含む): 30 / 100
作品:      / 100
ポートフォリオ: / 100
その他:

教科書・テキスト

必要に応じてプリントを配布する。

参考図書・参考文献等

・今まど子, 小山憲司. 図書館情報学基礎資料. 第3版, 樹村房, 2020, 154p.
・高山正也, 岸田和明. 図書館概論.樹村房. 改訂, 2017, 209p., (現代図書館情報学シリーズ, 1).

履修もしくは取得していなければいけない科目

特になし

学習支援

提出されたレポートに対して、添削を行い、改善点を指摘する。

授業に関連する実務経験

担当教員は、図書館職員として図書館業務全般の実務経験を持つ。

その他この科目を履修するために必要な条件

・LMS上の教材で復習することが望まれる。
・LMS上のフォーラムを利用されたい。