情報社会と情報倫理
Information society and Information Ethics

授業科目区分

専門科目
専門科目 メディア表現コース, 専門科目 社会情報系

わくラボの使用について:使用しない
選択科目 2単位 2年次 前期

教職課程(情報)必修

担当教員

一戸 信哉

研究室のホームページ,SNSなど

NDC

7.3

科目分類コード

90020

オフィスアワー

この科目のキーワード

情報社会,情報倫理

説明に使用する言語

主として日本語を使用する

使用する教材の言語

日本語で記述された資料を使用する

この科目に必要な日本の文化・事情の知識について

到達目標

現代の「情報社会」の特徴を明確に把握するとともに、現代社会、とりわけ教
職にとって必要とされる「情報倫理」について理解することを目標とする。

ディプロマポリシーとの関連性

情報メディア基礎力:情報メディアの技術的および社会的な変化に対応し得る基盤となる知識とスキル

授業の簡単な概要

本講義は以下の4つのセクションから構成する。第1は、「情報社会」の概要
と従来からの「情報社会論」の系譜の把握であり、第2は、第2は、情報社会
特有の法的な問題点に関して論じる。第3は、情報社会における情報倫理を考
察し、最後に、学校教育における情報倫理に関して現状を踏まえて考える。

学習内容

  1. 情報社会と情報倫理をめぐる諸問題
  2. 情報とは何か――情報社会とは何か
  3. 情報社会論を支える歴史認識――情報社会とは何かA
  4. 情報社会論の系譜――情報社会とは何かB
  5. 「法」の基本性質について
  6. 情報社会における契約法
  7. 情報社会における情報法1
  8. 情報社会における情報法2
  9. 情報社会における知的財産法1
  10. 情報社会における知的財産法2
  11. インターネット「依存症」(1)
  12. インターネット「依存症」(2)
  13. 学校文化と社会――学校教育における情報倫理
  14. 学校文化と情報社会との乖離――学校教育における情報倫理A
  15. 情報社会と情報倫理――全体のまとめに代えて

授業時間外での学修

授業終了後に、その日の授業内容について復習し、理解と定着に努めること。

成績評価の基準と方法

「情報社会」の特徴を明確に把握できているか、現代社会、情報倫理について
の理解度を確認します。

達成度評価(評価方法:合計100点)

試験:      / 100
レポート:    70 / 100
小テスト(中間テストなど含む): / 100
小レポート(中間レポートなどを含む): / 100
作品:      / 100
ポートフォリオ: / 100
その他:

授業態度等総合的な評価30

教科書・テキスト

教科書は指定せず、必要に応じて以下の参考書を含め必要文献を指示するとと
もに、プリントを配布する。

参考図書・参考文献等

村田純一『技術の倫理学』丸善 2006. 
宇都宮京子編『よくわかる社会学』ミネルヴァ書房 2006.
水谷雅彦編著『岩波応用倫理学講座3 情報』岩波書店 2005.
越智貢編著『情報倫理学入門』ナカニシヤ出版 2004.
西原和久・宇都宮京子編『クリティークとしての社会学』東信堂 2004.
村田潔編著『情報倫理』有斐閣 2004.
水谷雅彦『情報の倫理学』丸善 2003.
水谷雅彦・越智貢・土屋俊編著『情報倫理の構築』新世社 2003.
橋本吉彦『情報社会と情報倫理』丸善 2002.
越智貢・土屋俊・水谷雅彦編著『情報倫理学』ナカニシヤ出版 2000.

履修もしくは取得していなければいけない科目

特になし

学習支援

質問は適時受付るので、疑問に感じたことがある場合、質問してください。

授業に関連する実務経験

その他この科目を履修するために必要な条件

特になし