講義概要（論理学 I）

論理学 I
Logic I

授業科目区分

情報メディア基礎・教養科目
情報メディア基礎・教養科目人文科学系

わくラボの使用について：使用しない
選択科目　2単位　3年次　前期

担当教員

安藤友晴

研究室のホームページ,SNSなど

NDC

110/410.96

科目分類コード

60010

オフィスアワー

時間割決定後に授業等で連絡します。

この科目のキーワード

命題論理/述語論理

説明に使用する言語

主として日本語を使用する

使用する教材の言語

日本語で記述された資料を使用する

この科目に必要な日本の文化・事情の知識について

到達目標

本授業の目標は、論理学の基礎を学ぶことで、推論の形式に慣れるとともに、日常生活で論理を正しく扱えるようにすることである。

ディプロマポリシーとの関連性

情報メディア基礎力:情報メディアの技術的および社会的な変化に対応し得る基盤となる知識とスキル

授業の簡単な概要

論理学、特に記号論理学もしくは数理論理学と呼ばれる分野のうち、「命題論理」と「述語論理」の基礎について学ぶ。

学習内容

導出と否定
「かつ」と「または」
ならば (1)
ならば (2)
ならば (3)
命題論理と証明
公理系と意味論
命題論理と真理関数
トートロジーと推論
真理表から論理式へ
シェファーの縦棒
述語論理 (1)
述語論理 (2)
述語論理 (3)
述語論理 (4)

授業時間外での学修

基本的に授業時間外の学修は1コマあたり4時間を必要とする。授業では毎回課題を出す。課題について考察することは授業の内容を深く復習することにつながるので、課題に真剣に取り組むことを期待する。

成績評価の基準と方法

・命題論理の概要について理解している
・命題論理の知識を、日常的な言語生活で用いられる演繹に応用できる
・述語論理の概要について理解している
・述語論理の知識を、日常的な言語生活で用いられる演繹に応用できる

達成度評価（評価方法：合計100点）

試験：　　　　　 / 100
レポート：　　　 / 100
小テスト(中間テストなど含む): / 100
小レポート(中間レポートなどを含む): 100 / 100
作品：　　　　　 / 100
ポートフォリオ： / 100
その他：

教科書・テキスト

プリントを配布する。

参考図書・参考文献等

・野矢茂樹. 入門!論理学. 中央公論新社, 2006, 250p., (中公新書, 1862).
・前原昭二. 記号論理入門. 新装版, 日本評論社, 2005, 200p., (日評数学選書).
・戸田山和久. 論理学をつくる. 名古屋大学出版会, 2000, 433p.
・戸次大介. 数理論理学. 東京大学出版会, 2012, 310p.
・野矢茂樹. 新版論理トレーニング. 産業図書, 2006, 224p.
・野矢茂樹. 論理トレーニング101題. 産業図書, 2001, 182p.

履修もしくは取得していなければいけない科目

特になし。

学習支援

提出された小レポートに対して、添削を行い、改善点を指摘する。

授業に関連する実務経験

その他この科目を履修するために必要な条件

・LMS上の教材で復習することが望まれる。
・LMS上のフォーラムを利用されたい。

論理学 I Logic I