文化人類学(旧カリ)
Cultural anthropology

授業科目区分

教養科目
情報メディア基礎・教養科目 人文科学系

わくラボの使用について:使用しない
選択科目 2単位 3年次 前期


担当教員

井出晃憲

研究室のホームページ,SNSなど

NDC

389

科目分類コード

4030

オフィスアワー

この科目のキーワード

文化 人類 民族

説明に使用する言語

主として日本語を使用する

使用する教材の言語

日本語で記述された資料を使用する

この科目に必要な日本の文化・事情の知識について

日本の文化・事情の知識を前提とする内容である

到達目標

「民族」という概念の意味が理解できるようになり、世界の諸民族のありようを知って、その多様性・多層性を認識できるようになること。文化というものは、自分を縛るものであると同時に楽しめるものでもあるということを理解できるようになること。

ディプロマポリシーとの関連性

地域貢献力:地域の課題を意識し、仕事や社会生活において主体的かつ協調的にその解決に取り組む能力

授業の簡単な概要

授業の前半では、身近な生活世界を例にとりながら文化人類学のさまざまな学説を紹介して、この学問の面白さを十分に理解してもらう。授業の後半では、担当者がこれまでフィールドとしてきたいくつかの地域に生きる人々を取り上げ、臨場感に満ちた具体的な事例からフィールドワークの実際を理解してもらう。

学習内容

  1. 導入〜文化人類学への招待
  2. サルとヒトのあいだ
  3. 文化とは何だろうか
  4. 文化相対主義と自民族中心主義
  5. 文化人類学の学説史(1)〜フランス
  6. 文化人類学の学説史(2)〜イギリス
  7. 文化人類学の学説史(3)〜アメリカ
  8. 文化人類学の学説史(4)〜日本
  9. 人類の生業と社会進化
  10. 人類の性と婚姻
  11. 【事例1】草原と沙漠の民〜内陸ユーラシア
  12. 【事例2】河川と森林の民〜ロシア極東と中国東北部
  13. 人と人の出会うかたち〜映画「デルス・ウザーラ」第1部
  14. 人と人の出会うかたち〜映画「デルス・ウザーラ」第2部
  15. 総括〜文化人類学の将来的展望

授業時間外での学修

週に4時間の予習と復習を欠かさないこと。

成績評価の基準と方法

達成度評価(評価方法:合計100点)

試験:      / 100
レポート:    50 / 100
小テスト(中間テストなど含む): / 100
小レポート(中間レポートなどを含む): 50 / 100
作品:      / 100
ポートフォリオ: / 100
その他:

教科書・テキスト

指定しない。

参考図書・参考文献等

指定しない。

履修もしくは取得していなければいけない科目

なし

学習支援

提出された小レポートは添削して解説する。

授業に関連する実務経験

稚内市教育委員会文化財保護審議会委員を務めています。

その他この科目を履修するために必要な条件

なし