教育相談
Educational Counseling

授業科目区分

教職課程専門科目
教職課程専門科目

わくラボの使用について:使用しない
教職課程科目 2単位 2年次 後期

教職課程(数学)必修, 教職課程(情報)必修

担当教員

吉田 勝徳

研究室のホームページ,SNSなど

NDC

375

科目分類コード

   

オフィスアワー

時間割決定後に授業等で連絡します。

この科目のキーワード

教育相談、カウンセリング理論、ピアヘルピング、面接技法、構成的グループエンカウンター、解決志向アプローチ、ソーシャルスキル教育、いじめ・不登校

説明に使用する言語

主として日本語を使用する

使用する教材の言語

日本語で記述された資料を使用する

この科目に必要な日本の文化・事情の知識について

日本の文化・事情の知識を前提とする内容である

到達目標

教育の現場では、家庭の崩壊や貧困、いじめ、不登校など多くの問題が山積している。教師における教育相談の実践がますます重要になってきている所以である。本講義では、生徒の自己実現を支援する生徒指導の重要な機能の一つである教育相談の意義と具体的進め方を理解するとともに、実践場面で活用できる能力の基礎を育てる。

ディプロマポリシーとの関連性

専門能力:情報メディアの開発とその多面的な活用ができる能力

授業の簡単な概要

本講義では、教育相談の歴史や意義、カウンセリングを用いた援助内容や方法についてまた、学級経営のあり方や児童生徒への対応について、さらには保護者や諸機関、地域との連携や、学校における教育相談システムの構築について理解を深め、援助者としての資質の獲得を目指す。そのためグループワークやディスカッション等、体験的な学習形態を多くする。

学習内容

  1. 学校教育相談の歴史、役割、意義
  2. 学校における教育相談システム
  3. 学校における教育相談システム
  4. カウンセリングと教育相談
  5. 児童生徒の問題行動事例から見た教育相談
  6. 保護者への援助と教育相談
  7. 教育相談における地域諸機関との連携
  8. 学級経営と教育相談
  9. 教育相談の実際
    (不登校、いじめ等の事例から開発的・予防的教育相談のあり方を討論する)
  10. 教育相談の実際(同上)
  11. 教育相談の実際(構成的グループエンカウンターの実習、HR経営や授業に生かせるエクササイズを学ぶ)
  12. 教育相談の実際(同上)
  13. 教育相談の評価(具体的実践をベースにPDCAサイクルによる評価を行い、組織・運営や計画の改善を行う視点を考える)
  14. 教師の研修とメンタルヘルス
  15. まとめ
  16. 試験

授業時間外での学修

授業終了後に、その日の授業内容について復習し、理解と定着に努めること。

成績評価の基準と方法

教育相談の歴史や意義についての理解
カウンセリングを用いた援助内容や方法についての理解
学校における教育相談システムの構築についての理解

達成度評価(評価方法:合計100点)

試験:      30 / 100
レポート:    50 / 100
小テスト(中間テストなど含む): 20 / 100
小レポート(中間レポートなどを含む): / 100
作品:      / 100
ポートフォリオ: / 100
その他:

教科書・テキスト

毎時間配布するプリントをファイリングし活用する。

参考図書・参考文献等

改訂版中学校学習指導要領,高等学校学習指導要領 文部科学省

履修もしくは取得していなければいけない科目

特になし

学習支援

質問は適時受付るので、疑問に感じたことがある場合、質問してください

授業に関連する実務経験

元教員・校長としての経験を基に教育現 場の現状や指導方法の工夫などについ て説明・指導を行い、知識・理解を深め てもらう授業である。

その他この科目を履修するために必要な条件

特になし