教職概論
Introduction to Teaching Profession

授業科目区分

教職課程専門科目
教職課程専門科目

わくラボの使用について:使用しない
教職課程科目 2単位 1年次 前期

教職課程(数学)必修, 教職課程(情報)必修

担当教員

小林伸行

研究室のホームページ,SNSなど

NDC

374.3

科目分類コード

09040

オフィスアワー

この科目のキーワード

教師の専門性/子ども理解/教育課題

説明に使用する言語

主として日本語を使用する

使用する教材の言語

日本語で記述された資料を使用する

この科目に必要な日本の文化・事情の知識について

日本の文化・事情の知識を前提とする内容である

到達目標

本講義では、@日本の学校教育の現状と課題を踏まえ、教職の意義と責務及び職務内容について学び、理解すること、それを通じて、A現代学校教育の課題を明確化し、それに対する教師の役割を再確認することを主な内容としています。
これらの学習を通じて、受講者が「教師の役割とは何か」について、自らの経験や時代的背景をもとに、科学的に語ることができるようになることを到達目標とします。

ディプロマポリシーとの関連性

地域貢献力:地域の課題を意識し、仕事や社会生活において主体的かつ協調的にその解決に取り組む能力

授業の簡単な概要

上記の目標を達成するために、本講義では教職に関する基礎的知識の習得と、学校及び教師をとりまく環境、対応すべき課題等についての理解を深めます。
学校現場の状況を具体的に学ぶとともに、学校をとりまく様々な問題を学ぶことで、子ども理解において必要な視点を得られるような学習に取り組みます。

学習内容

  1. 学校教育の現状と課題(1) 教師をとりまく状況と課題
  2. 学校教育の現状と課題(2) 子どもをとりまく関係・環境・生活の変化
  3. 学校教育の現状と課題(3) 子ども・若者の貧困と教育
  4. 教師論(1) 教職の専門性
  5. 教師論(2) 学校・家庭・地域の連携
  6. 教師論(3) 教師の生涯学習と教員研修
  7. 教員に関する制度(1) 教員の公的役割と服務
  8. 教員に関する制度(2) 教師像の変遷
  9. 教員に関する制度(3) 学校経営と教員の責務
  10. 学校をとりまく状況(1) 発達障碍の理解
  11. 学校をとりまく状況(2) 男女の平等、セクシャルマイノリティの理解
  12. 学校をとりまく状況(3) 「学力」問題への対応と課題
  13. 学校をとりまく状況(4) チーム学校の検討@ 部活動
  14. 学校をとりまく状況(5) チーム学校の検討A 学校安全
  15. 講義のまとめ 今日の教師に求められる資質と役割

授業時間外での学修

授業において配布した資料を読み、関連文献等も参考にしながら十分に内容を理解した上で次回の授業に臨むこと。基本的に授業時間外の学修は1コマあたり4時間を必要とする。

成績評価の基準と方法

(S)キーワードに記された各領域の考え方について他者に説明でき、方法を適切に応用できる。
(A)キーワードに記された各領域の考え方を正しく理解し、方法を適切に実践できる。
(B)キーワードに記された各領域の考え方の重要な事項について理解し、指示に則って方法を実践できる。
(C)キーワードに記された各領域の考え方の主要な事項について理解し、方法を概ね実践できる。

達成度評価(評価方法:合計100点)

試験:      / 100
レポート:    30 / 100
小テスト(中間テストなど含む): / 100
小レポート(中間レポートなどを含む): 20 / 100
作品:      / 100
ポートフォリオ: 50 / 100
その他:

授業内における発言やグループワークにおける参加度等を総合的に考慮します。

教科書・テキスト

教科書・テキストは使用せず、レジュメ等を使用します。

参考図書・参考文献等

授業時に随時紹介します。

履修もしくは取得していなければいけない科目

なし

学習支援

提出された成果物に対して、修正点・改善点の指摘などの指導を実施します。授業の最後に感想等を記入してもらい、コメント等のフィードバックを行うこともあります。

授業に関連する実務経験

その他この科目を履修するために必要な条件

なし