Webデザイン
Web design

授業科目区分

専門科目
専門科目 メディア表現コース

わくラボの使用について:使用しない
選択科目 2単位 2年次 後期

教職課程(情報)必修

担当教員

小泉真也

研究室のホームページ,SNSなど

NDC

547.483

科目分類コード

1651

オフィスアワー

この科目のキーワード

HTML5, CSS3, Javascript, ユーザビリティ, ユーザーエクスペリエンスデザイン, インタラクションデザイン, アクセシビリティ

説明に使用する言語

主として日本語を使用する

使用する教材の言語

日本語で記述された資料を使用する

この科目に必要な日本の文化・事情の知識について

到達目標

Web文書製作の筋道を理解し、ソフトウェアを活用したWebの作成ができる。”閲覧者に訴求する質の高い情報発信” および ”閲覧や管理のしやすいWebの作成” に対する理解を深める。

ディプロマポリシーとの関連性

情報メディア基礎力:情報メディアの技術的および社会的な変化に対応し得る基盤となる知識とスキル

授業の簡単な概要

Webデザインの習得は複合的な知識の理解を必要とします。その内容は、グラフィックデザインやレイアウトデザインだけでなく、視覚的な表現の意味づけ、表示のためのプログラミング、安全性の考慮などといった、設計手法の理解と多岐にわたるものです。 本講義では ”インターネットで閲覧する電子的文書” について、その作成のために不可欠な基礎および、ソフトウェアの活用法を学習します。

学習内容

  1. WEBのしくみ、設計時の着目点
  2. HTML概要−言語・文書の”構造”
  3. HTML5−図表の挿入、その他ブロックのタグ
  4. CSS−汎用属性とレイアウト(帰納的なレイアウト)@
  5. CSS−汎用属性とレイアウト(帰納的なレイアウト)A
  6. CSS:様相の記述
  7. CSS−汎用属性とレイアウト(演繹的なレイアウト)
  8. 包含関係:HTML、フォーム特有の包含関係、CSS
  9. Javascript−概要
  10. Javascript−プログラミング言語構造について簡単に
  11. Javascript−ライブラリの活用@
  12. Javascript−ライブラリの活用A
  13. 考察…デザインのセオリー
  14. 考察…タイポグラフィ
  15. 考察…Webの設計ポリシー
  16. まとめ ※予備日程

授業時間外での学修

講義資料に基づく予復習の時間として4時間:例題は、書き写しではなく、動作の過程を追った読解を求めます。

成績評価の基準と方法

(S)Webドキュメント製作の構成要素のそれぞれについて、高い水準での理解を示すことができ、実践的なWebドキュメントの作成を以てこれを実証できる。
(A)Webドキュメント製作の構成要素のそれぞれについて、理解を示すことができ、実践的なWebドキュメントの作成を以てこれを実証できる。
(B)HTML5、CSS3について、理解を示すことができ、実践的なWebドキュメントの作成を以てこれを実証できる。
(C)HTML5、CSS3について、実践的なWebドキュメントの作成ができている。

達成度評価(評価方法:合計100点)

試験:      / 100
レポート:    100 / 100
小テスト(中間テストなど含む): / 100
小レポート(中間レポートなどを含む): / 100
作品:      / 100
ポートフォリオ: / 100
その他:

教科書・テキスト

LMSを通じて配布します。

参考図書・参考文献等

■Mana、”1冊ですべて身につくHTML & CSSとWebデザイン入門講座”、SBクリエイティブ
■狩野祐東、”確かな力が身につくJavaScript「超」入門 第2版”、SBクリエイティブ
■その他、WebデザインおよびJavascriptに関係する図書館の蔵書から、複合的に参考にしています

履修もしくは取得していなければいけない科目

あらかじめコンピューターリテラシー関連の講義は受講しておいてください

学習支援

質問は、LMSやメール等で逐次受付けます。レポートに対しては、適宜、改善点を提示します。

授業に関連する実務経験

Webサイトの運営、文書製作(20年以上)

その他この科目を履修するために必要な条件

もはや本講義でコンピューター・リテラシーを教わることは期待できません。履修過程から、少なくともタイピング・スキルに深刻な問題がなく、”フォルダ”、”ファイル”の概念が理解できており、メニューや関連付けを通じてアプリケーションを起動することができ、ドラッグ&ドロップを理解するといった”準備”ができていることを強く求めます。