CG制作基礎I
CG Production BasicT

授業科目区分

専門科目
専門科目 メディア表現コース

わくラボの使用について:使用しない
選択科目 2単位 1年次 後期


担当教員

高本 陽花

研究室のホームページ,SNSなど

NDC

778/727

科目分類コード

オフィスアワー

時間割決定後に授業等で連絡します。

この科目のキーワード

3DCG、Blender、3dsmax、VFX

説明に使用する言語

主として日本語を使用する

使用する教材の言語

日本語で記述された資料を使用する

この科目に必要な日本の文化・事情の知識について

到達目標

本授業では、3DCG制作におけるソフトウェアの基本操作及び、モデリング、テクスチャ、アニメーション、レンダリングまでの基本的なワークフローを理解し、3DCGの静止画作品を一人で制作できるようになれることを目標とします。

ディプロマポリシーとの関連性

専門能力:情報メディアの開発とその多面的な活用ができる能力

授業の簡単な概要

「学習内容」に沿って、各テーマごとのソフトウェアの基本操作の解説後、実際に課題作品を制作していくなかで理解を深めていきます。課題制作においては、難しい個所や説明に追いつけなかったところなどを個別にサポートしていきます。

学習内容

  1. 【オリエンテーション】
    シラバスについて、自己紹介、3DCGの活用事例、3DCG制作の流れ(頂点、エッジ、ポリゴン、ワークフロー)、ソフトウェアの起動
  2. 【ソフトウェアのインターフェイス】
    インターフェイスに慣れる(プリミティブからの簡易モデルの制作)
  3. 【モデリング1】
    ポリゴンモデリング
  4. 【モデリング2】
    ポリゴンモデリング
  5. 【質感設定】
    シェーディング、テクスチャの設定方法
  6. 【UV1】
    簡易モデルのUV展開
  7. 【UV2】
    簡易モデルのUV展開
  8. 【テクスチャ】
    簡易モデルのテクスチャ作成
  9. 【アニメーション】
    アニメーションの基本操作
  10. 【ライティング・カメラ】
    シーン内のライト・カメラの基本設定
  11. 【レンダリング】
    HDRIを用いたレンダリングの基礎
  12. 【マッチムーブ】
    トラッキング、マッチムーブの基礎
  13. 【作品制作】
    これまでの学習内容を活用して、CGの静止画作品を一つ作る
  14. 【作品制作】
    これまでの学習内容を活用して、CGの静止画作品を一つ作る
  15. 【成果発表】
  16. 【予備日】

授業時間外での学修

前回の講義での基本機能を理解した前提で次の講義を進めますので、課題制作が授業時間内に収まらない場合は、各自自習にて補うこと。

成績評価の基準と方法

S:提出課題から、基礎技術を十分に理解し、それを発展的に用いたと判断できる
A:提出課題から、基礎技術を十分に理解したと判断できる
B:提出課題から、基礎技術を理解したと判断できる
C:課題の提出を完了させている

達成度評価(評価方法:合計100点)

試験:      / 100
レポート:    / 100
小テスト(中間テストなど含む): / 100
小レポート(中間レポートなどを含む): / 100
作品:      80/100 / 100
ポートフォリオ: / 100
その他:

20/100 準備学習および受講姿勢

教科書・テキスト

各講義ごとに配布します。

参考図書・参考文献等

なし

履修もしくは取得していなければいけない科目

なし

学習支援

講義内及びメール等での質疑応答を受け付けます。

授業に関連する実務経験

3dsmaxを主に使用したモデリング、アニメーション映像などの複数の企業案件を受注してきました。

その他この科目を履修するために必要な条件

ここ数年で3DCGを制作する高水準のソフトウェアが次々と無料で使用できるようになり、わかりやすい解説動画なども無料で数多く配信されています。そのことにより誰でも簡単に習得できる技術になりました。幅広い年齢層の方がSNSなどでたくさんの作品や情報を発信されていますので、普段から興味を持ってそういった情報を収集しておき、モチベーションアップを図ってください。