ネットワーク実習
Computer Network Fundamentals Practical

授業科目区分

専門科目
専門科目 数理情報系

わくラボの使用について:使用しない
選択科目, 教職課程科目 1単位 2年次 後期

教職課程(情報)必修

担当教員

張江洋次朗

研究室のホームページ,SNSなど

NDC

007

科目分類コード

60060

オフィスアワー

時間割決定後に授業等で連絡します。

この科目のキーワード

プロトコル,ルーティング,DNS

説明に使用する言語

日本語・英語を併用する, 主として日本語を使用する

使用する教材の言語

日本語・英語で記述された資料を使用する

この科目に必要な日本の文化・事情の知識について

到達目標

(1) ネットワーク機器(Switch, Routerなど)に関して、基本的なことを理解し実践できる
(2) IPアドレスとクラスの概念を理解し実践できる
(3) ネットワークアドレスの変換方法(NAT)の応用について理解し実践できる
(4) DNSの基礎を理解し実践できる
(5) 次世代ネットワークの概念について理解し実践できる

ディプロマポリシーとの関連性

情報メディア基礎力:情報メディアの技術的および社会的な変化に対応し得る基盤となる知識とスキル, 専門能力:情報メディアの開発とその多面的な活用ができる能力

授業の簡単な概要

本講義は現代社会に不可欠である通信技術の基礎的学習に位置づいており,TCP/IPネットワークの基礎を身につけることを到達目標としている.具体的には,パケットフィルタリング,NAT(Network Address Translation)やDNS(Domain Name System)を学習する.

「ネットワーク概論」で得た知識を前提として,本講義で実習を行い理解度を深める.

学習内容

  1. ネットワークとは
  2. 環境構築 OSのインストール
  3. TCP/IPネットワークと管理 (1)
  4. TCP/IPネットワークとその管理 (2)
  5. TCP/IPネットワークとその管理 (3)
  6. IPアドレスとネットワークの分割
  7. NATとNAPT
  8. パケットフィルタリング(IP Filter) (1)
  9. パケットフィルタリング(IP Filter) (2)
  10. DNSの仕組み
  11. プライマリとセカンダリDNS
  12. 静的ルーティング
  13. ルーティングテーブル
  14. IPv6アドレス
  15. まとめ
  16. 予備日

授業時間外での学修

演習の時間で終わらなった作業や課題がある場合は,次回までに終わらせること.

成績評価の基準と方法

成績評価については、最終演習課題(試験を行う場合もある)、授業レポート、課題その他、演習などの到達度合など総合的に評価する。成績評価の基準は以下の通り。
(1) 最終演習課題       40% 
(2) 各回演習レポート     50%
(3) その他     10%
 各回の演習などの到達度合を評価の対象とする。

達成度評価(評価方法:合計100点)

試験:      0/100 / 100
レポート:    90/100 / 100
小テスト(中間テストなど含む): 0/100 / 100
小レポート(中間レポートなどを含む): 0/100 / 100
作品:      0/100 / 100
ポートフォリオ: 0/100 / 100
その他:

質疑応答による意欲 10/100

教科書・テキスト

プリントを配布する。LMS上に講義資料を配置する。 教科書は特に指定せず授業時に資料を配布する。参考文献及び参考サイトは授業の中で適宜紹介する。全体を通して有用な参考文献については以下の通り。
・アンドリュー・S・タネンバウム『コンピュータネットワーク 第5版』日経BP社、2013年(8,640円)

参考図書・参考文献等

竹下 隆史 ほか『マスタリングTCP/IP 入門編 第5版 単行本(ソフトカバー)』オーム社、2012年(2,376円)

履修もしくは取得していなければいけない科目

特になし

学習支援

質問などがある場合は,演習の時間やわたしの研究室に尋ねるなどの方法で質問してください

授業に関連する実務経験

本講義に相当するTAの経験あり

その他この科目を履修するために必要な条件

特になし