環境政策論
Environmental Policy

授業科目区分

専門科目
専門科目 社会情報系

わくラボの使用について:使用しない
選択科目 2単位 3年次 前期


担当教員

遠藤 孝夫

研究室のホームページ,SNSなど

NDC

519(公害 環境工学)/333(経済政策 国際経済)

科目分類コード

1601/1602/1603/1403

オフィスアワー

この科目のキーワード

環境政策 環境に対する意識 環境資源形成 施設立地の合意形成 環境評価

説明に使用する言語

主として日本語を使用する

使用する教材の言語

日本語で記述された資料を使用する

この科目に必要な日本の文化・事情の知識について

到達目標

 環境問題の原因とそれに対する政策的対応について、科学的な検討を行うために必要な環境政策論を学ぶ。環境政策論において基本となる分野について理論的基礎を理解し、環境との共生を目指して現下の諸問題を考える上での基盤づくりを行うことを目標とする。

ディプロマポリシーとの関連性

情報メディア基礎力:情報メディアの技術的および社会的な変化に対応し得る基盤となる知識とスキル, 地域貢献力:地域の課題を意識し、仕事や社会生活において主体的かつ協調的にその解決に取り組む能力

授業の簡単な概要

 輪講形式で進められる。授業中は要点をノートにメモしていくこと。授業後は、すみやかに授業内容の概要と理解を深めた事項に関するコメントを小レポートとしてまとめ、次回の授業開始時には提出できるようにしておくこと。
 授業で学ぶ考え方や事例の内容を踏まえて、書籍やニュース等の情報との関係を自発的に学び考えることが必要である。

学習内容

  1. 環境政策論概論 今後、本科目を履修して行くための案内を受ける。
  2. 環境政策 環境政策の基本的な考え方について理解を深める。
  3. 環境政策の方法 環境政策を検討するための基礎となる方法について理解を深める。
  4. 環境に対する意識 環境政策に関係する環境に対する意識について理解を深める。
  5. 市民参加 環境政策への市民参加について理解を深める
  6. 環境資源形成 環境資源を形成し活用するための方法について理解を深める。
  7. 施設立地の合意形成 環境に影響を及ぼす可能性のある施設の立地に関する合意形成について理解を深める。
  8. 環境影響 環境影響の評価について理解を深める。
  9. 環境評価(1) 環境評価について理解を深める(1)
  10. 環境評価(2) 環境評価について理解を深める(2)
  11. 環境政策論(1) 環境政策への理解を整理するための課題について理解を深める。
  12. 環境政策論(2) 環境政策への理解を整理するための課題について取組みを始める。
  13. 環境政策論(3) 環境政策への理解を整理するための課題について取組みを進める。
  14. 環境政策論(4) 環境政策への理解を整理するための課題について取組みをまとめる。
  15. 環境政策論(5) 環境政策への理解を整理するための課題について取組み成果を提出する。
    活動総括 本科目の取組み状況を総括し、学習目標に対する自己の達成度を点検する。

授業時間外での学修

 輪講担当分について、授業前に準備を完了しておくこと。
 授業後は、すみやかに授業内容の概要と理解を深めた事項に関するコメントを小レポートとしてまとめ、次回の授業開始時には提出できるようにしておくこと。
 授業で学ぶ考え方や事例の内容を踏まえて、書籍やニュース等の情報との関係を自発的に学び考えることが必要である。
 基本的に授業時間外の学修は1コマあたり4時間を必要とする。

成績評価の基準と方法

(S) キーワードに記された各領域の考え方について、自己で作成したレポートに基づいて正しく他者に説明できる。
(A) キーワードに記された各領域の考え方を、講義資料に基づいて正しく他者に説明できる。
(B) キーワードに記された各領域の考え方の重要な事項について、講義資料に基づいて他者に説明できる。
(C) キーワードに記された各領域の考え方の主要な事項について、講義資料に基づいて他者に説明できる。

達成度評価(評価方法:合計100点)

試験:      / 100
レポート:    40 / 100
小テスト(中間テストなど含む): / 100
小レポート(中間レポートなどを含む): 60 / 100
作品:      / 100
ポートフォリオ: / 100
その他:

 各回の授業内容の概要と理解を深めた事項に関する小レポートと、最終レポートにより評価される
 出席回数が授業回数の3分の2以上に満たなければ単位は発行しない。大幅な遅刻は欠席扱いとなる。

教科書・テキスト

 教科書は用いず、必要に応じて資料を配付する。

参考図書・参考文献等

 必要に応じて、適宜提示する。

履修もしくは取得していなければいけない科目

 「環境政策論」を履修するためには、「環境経済学」に高い関心と意欲を持って取組み、学んだ内容と方法について充分に(S評価あるいはA評価の水準で)修得しておく必要がある。

学習支援

 課題に関して、望ましい取組み成果例の指摘等の指導を実施する。

授業に関連する実務経験

 市の定住自立圏共生ビジョン懇談会の委員(座長)を務めた経験を有する。

その他この科目を履修するために必要な条件

 特に無し。