環境社会学
Environmental Sociology

授業科目区分

専門科目
専門科目 社会情報系

わくラボの使用について:使用しない
選択科目 2単位 2年次 前期


担当教員

遠藤 孝夫

研究室のホームページ,SNSなど

NDC

519(公害 環境工学)/361(社会学)

科目分類コード

1601/1602/1603/1403

オフィスアワー

この科目のキーワード

環境社会学 公害問題 地域と環境問題 公共的資源の管理

説明に使用する言語

主として日本語を使用する

使用する教材の言語

日本語で記述された資料を使用する

この科目に必要な日本の文化・事情の知識について

到達目標

 環境問題の発生とそれに対する解決の模索を通じた環境と人間社会の共存へ向けて、社会学的な分析を行うために必要な環境社会学を学ぶ。環境社会学における基本的な知見についての理解を深め、環境との共生を目指して現下の諸問題を考える上での基盤づくりを行うことを目標とする。

ディプロマポリシーとの関連性

情報メディア基礎力:情報メディアの技術的および社会的な変化に対応し得る基盤となる知識とスキル

授業の簡単な概要

 講義形式で進められる。授業中は要点をノートにメモしていくこと。授業後は、すみやかに授業内容の概要と理解を深めた事項に関するコメントを小レポートとしてまとめ、次回の授業開始時には提出できるようにしておくこと。
 授業で学ぶ考え方や事例の内容を踏まえて、書籍やニュース等の情報との関係を自発的に学び考えることが必要である。

学習内容

  1. 環境社会学概論 今後、本科目を履修していくための案内を受ける。
  2. 環境社会学の課題と視点 環境社会学の課題と視点について理解を深める。
  3. 産業化以後の環境問題 産業化以後の環境問題について理解を深める。
  4. 環境問題の原点としての公害問題 環境問題の原点としての公害問題について理解を深める。
  5. 公共事業に起因する公害問題 公共事業に起因する公害問題について理解を深める。
  6. 廃棄物処分場問題 廃棄物処分場問題について理解を深める。
  7. 地域と環境問題 地域と環境問題について理解を深める。
  8. 公共的資源の管理 公共的資源の管理について理解を深める。
  9. 社会的ジレンマ 社会的ジレンマについて理解を深める。
  10. 社会的ジレンマの諸類型 社会的ジレンマの諸類型について理解を深める。
  11. 自然エネルギーと地域振興 自然エネルギーと地域振興について理解を深める。
  12. 環境社会学(1) 環境社会学に関する理解を整理するための課題の内容と取り組み方について理解を深める。
  13. 環境社会学(2) 環境社会学に関する理解を整理するための課題について取り組み方に則って実践する。
  14. 環境社会学(3) 環境社会学に関する理解を整理するための課題について取り組み方に則ってまとめる
  15. 環境社会学(4) 環境社会学に関する理解を整理するための課題について取り組み成果を提出する。
    活動総括 本科目の取組み状況を総括し、学習目標に対する自己の達成度を点検する。

授業時間外での学修

 授業後は、すみやかに授業内容の概要と理解を深めた事項に関するコメントを小レポートとしてまとめ、次回の授業開始時には提出できるようにしておくこと。
 授業で学ぶ考え方や事例の内容を踏まえて、書籍やニュース等の情報との関係を自発的に学び考えることが必要である。
 基本的に授業時間外の学修は1コマあたり4時間を必要とする。

成績評価の基準と方法

(S) キーワードに記された各領域の考え方について、自己で作成したレポートに基づいて正しく他者に説明できる。
(A) キーワードに記された各領域の考え方を、講義資料に基づいて正しく他者に説明できる。
(B) キーワードに記された各領域の考え方の重要な事項について、講義資料に基づいて他者に説明できる。
(C) キーワードに記された各領域の考え方の主要な事項について、講義資料に基づいて他者に説明できる。

達成度評価(評価方法:合計100点)

試験:      / 100
レポート:    40 / 100
小テスト(中間テストなど含む): / 100
小レポート(中間レポートなどを含む): 60 / 100
作品:      / 100
ポートフォリオ: / 100
その他:

 各回の授業内容の概要と理解を深めた事項に関する小レポートと、最終レポートにより評価される。
 出席回数が授業回数の3分の2以上に満たなければ単位は発行しない。  大幅な遅刻は欠席扱いとなる。

教科書・テキスト

 教科書は用いず、必要に応じて資料を配付する。

参考図書・参考文献等

 必要に応じて、適宜提示する。

履修もしくは取得していなければいけない科目

 環境・都市情報系科目群の学修方法の基本を身につけるために,原則としてまず「地球環境と人間活動」や「環境とエネルギー」(両方あるいは少なくともどちらか一方)を修得しておくことが求められる。

学習支援

 課題に関して、望ましい取組み成果例の指摘等の指導を実施する。

授業に関連する実務経験

その他この科目を履修するために必要な条件

 特に無し。