知的財産と情報活用
Intellectual property and information utilization

授業科目区分

教養科目
対面科目
アクティブ・ラーニング科目です。
情報メディア基礎・教養科目 社会科学系

わくラボの使用について:使用しない
選択科目 2単位 3年次 前期


担当教員

佐賀孝博、小泉真也

研究室のホームページ,SNSなど

NDC

507.2

科目分類コード

5070

オフィスアワー

時間割決定後に授業等で連絡します。

この科目のキーワード

知的財産/情報活用/著作権/引用の方法/産業財産権/特許権/商標権/意匠権/特許の管理

説明に使用する言語

主として日本語を使用する

使用する教材の言語

日本語で記述された資料を使用する

この科目に必要な日本の文化・事情の知識について

日本の文化・事情の知識を前提とする内容である

到達目標

 この授業では、知的財産権(著作権と産業財産権)の内容やその扱いについてどのように考えればよいのかといったことを情報活用とあわせて学びます。  具体的には、国家試験の知的財産管理技能検定3級程度の、知的財産分野について、初歩的な管理能力(ブランド保護、技術保護、コンテンツ保護、デザイン保護など)に関する初歩的知識を身につけること

ディプロマポリシーとの関連性

情報メディア基礎力:情報メディアの技術的および社会的な変化に対応し得る基盤となる知識とスキル

授業の簡単な概要

前半で知的財産の各分野の概要を学び、後半は知的財産管理技能検定3級程度の内容について学んでいきます。

学習内容

  1. ガイダンス
    ・知的財産権とは。著作権と産業財産権の概略
  2. 著作権(1) 
     ・日本と各国の違い。万国著作権条約とベルヌ条約。著作権のこれから。
     ・著作権と著作隣接権
  3. 著作権(2) 
     ・プログラムと著作権
     ・著作権の例外規定
     ・オープンライセンス
  4. 著作権(3)
     ・引用の形式を理解する(実習形式)
  5. 産業財産件と情報活用
     ・産業財産権の種類と内容
     ・商標と特許の登録情報を「特許情報プラットフォーム」で調べる(実習形式)
  6. 特許と情報
     ・ビジネスモデル特許
     ・特許情報の活用
  7. 中間まとめ
  8. 管理業務 知的財産の保護(1) 
     ・ブランド保護
  9. 管理業務 知的財産の保護(2) 
     ・技術保護
  10. 管理業務 知的財産の保護(3) 
     ・コンテンツ保護
  11. 管理業務 知的財産の保護(4)
     ・デザイン保護 
  12. 管理業務 知的財産の活用(1)
     ・契約
  13. 管理業務 知的財産の活用(2)
     ・エンフォースメント
  14. 管理業務 関係法規(1)
  15. 管理業務 関係法規(2)  
     まとめ

授業時間外での学修

講義内容のほか、身の回りで著作権が問題になりそうな事例など知的財産に関するニュースなどにも気を配ること。また、基本的に授業時間外の学修は1コマあたり4時間を必要とする。

成績評価の基準と方法

(S)知的財産管理技能検定3級合格程度の能力がある。
(A)キーワードについて内容を理解し、知的財産管理技能検定3級程度の問題について6割程度は理解している。
(B)キーワードについて内容をほぼ理解している。
(C)キーワードについて内容を概ね理解している。

達成度評価(評価方法:合計100点)

試験:      90 / 100
レポート:    / 100
小テスト(中間テストなど含む): 10 / 100
小レポート(中間レポートなどを含む): / 100
作品:      / 100
ポートフォリオ: / 100
その他:

教科書・テキスト

国家資格に挑戦! 知財検定3級テキスト・問題 2018-2019年度版(メディア・パル)¥2,376 ISBN-10: 480213102X

参考図書・参考文献等

適宜紹介する

履修もしくは取得していなければいけない科目

特になし

学習支援

質問は随時受け付けるので、適宜研究室などを訪ねてください。

授業に関連する実務経験