メディア史概論
Introduction to media history

授業科目区分

専門科目
ハイブリッド科目(※対面とオンライン併用)
アクティブ・ラーニング科目ではありません。
専門科目 メディア表現系, 専門科目 図書館情報学系

わくラボの使用について:使用しない
選択科目 2単位 3年次 後期

図書館情報学課程(司書)選択

担当教員

安藤 友晴

研究室のホームページ,SNSなど

NDC

361.45

科目分類コード

8010

オフィスアワー

時間割決定後に授業等で連絡します。

この科目のキーワード

メディア/メタメディア/本/新聞/ラジオ/映画/テレビ/コンピュータ/電話/スマートフォン/インターネット/メタバース

説明に使用する言語

主として日本語を使用する

使用する教材の言語

日本語で記述された資料を使用する

この科目に必要な日本の文化・事情の知識について

到達目標

・メディアとは何かがわかる。
・本・新聞・ラジオ・映画・テレビ・コンピュータ・電話・スマートフォンといった代表的なメディアの歴史的な展開についての概要を説明できる。
・メディアのなかでのコンピュータの位置づけについて説明できる。
・自分が新しいメディアに接したり、作成したりするときに、そのメディアを歴史的な文脈の中に位置づけることができる。

ディプロマポリシーとの関連性

情報メディア基礎力:情報メディアの技術的および社会的な変化に対応し得る基盤となる知識とスキル, 専門能力:情報メディアの開発とその多面的な活用ができる能力

授業の簡単な概要

メディアとは何かを明らかにしてから、各メディアの歴史的な展開について解説していく。図書館情報学系の科目でもあることから、「文字・本・出版・図書館」に関わる話が多い。しかし、19世紀以降のラジオ・映画・テレビ・コンピュータ・電話・スマートフォンといったメディアについても大きく取り扱う。

学習内容

  1. メディアとは何か
  2. 古代メソポタミア
  3. 古代エジプト
  4. 古代ギリシア
  5. アレクサンドリア図書館
  6. ペルガモンとローマ帝国の図書館
  7. 古代中国
  8. イスラーム世界
  9. 活版印刷術と印刷革命
  10. ルネサンス期の図書館
  11. 公立図書館の誕生
  12. 19世紀のメディア
  13. 20世紀のメディア
  14. メタメディアとしてのコンピュータ
  15. 現代のメディア

授業時間外での学修

授業終了後に毎回課題を出すので、次回授業開始時までに確実に提出すること。課題について考察することは授業の内容を深く復習することにつながるので、真剣に取り組むこと。基本的に授業時間外の学修は1コマあたり4時間を必要とする。

成績評価の基準と方法

(S)キーワードに記された各領域の考え方について他者に説明でき、方法を適切に応用できる。
(A)キーワードに記された各領域の考え方を正しく理解し、方法を適切に実践できる。
(B)キーワードに記された各領域の考え方の重要な事項について理解し、指示に則って方法を実践できる。
(C)キーワードに記された各領域の考え方の主要な事項について理解し、方法を概ね実践できる。

達成度評価(評価方法:合計100点)

試験:      / 100
レポート:    40 / 100
小テスト(中間テストなど含む): / 100
小レポート(中間レポートなどを含む): 60 / 100
作品:      / 100
ポートフォリオ: / 100
その他:

教科書・テキスト

担当教員が資料を配布する

参考図書・参考文献等

以下の書籍を推薦する: 『詳説世界史研究』(山川出版社)、『最新世界史図説タペストリー 二十一訂版』(帝国書院)、『図書・図書館史』(樹村房)、『メディア文化論 改訂版』(有斐閣)、『これからのメディア論』(有斐閣)、『クリティカル・ワード メディア論』(フィルムアート社)

履修もしくは取得していなければいけない科目

特になし

学習支援

提出されたレポートに対して、添削を行い、改善点を指摘する。

授業に関連する実務経験

担当教員は、図書館職員として図書館業務全般の実務経験を持つ。