社会調査論
Social Survey

授業科目区分

情報メディア基礎・教養科目
対面科目
アクティブ・ラーニング科目です。
情報メディア基礎・教養科目 社会科学系

わくラボの使用について:使用しない
選択科目 2単位 2年次 後期


担当教員

小林伸行

研究室のホームページ,SNSなど

NDC

301 / 307

科目分類コード

8010

オフィスアワー

時間割決定後に授業等で連絡します。

この科目のキーワード

社会調査、質的調査、量的調査、インタビュー、アンケート、コード化、統計

説明に使用する言語

主として日本語を使用する

使用する教材の言語

日本語で記述された資料を使用する

この科目に必要な日本の文化・事情の知識について

日本の文化・事情の知識を前提とする内容である

到達目標

社会全体、または特定の集団に属する人々の意識や行動、状態等を社会科学的に調べ、理解するための「社会調査」の方法について、計画・収集・分析の各段階にわたる基本的な知識を踏まえたうえで、基礎的・実践的に活用できるようになる。

ディプロマポリシーとの関連性

情報メディア基礎力:情報メディアの技術的および社会的な変化に対応し得る基盤となる知識とスキル, 地域貢献力:地域の課題を意識し、仕事や社会生活において主体的かつ協調的にその解決に取り組む能力

授業の簡単な概要

社会調査には様々な手法があるが、客観的・科学的な立場で調査を計画してデータを収集・分析することを目指す点ではどれも共通している。この授業では、インタビューに代表される「質的調査」、アンケートとして身近でも実施されている「量的調査」について、学問的な方法論や先行事例に関する基礎的知識も踏まえつつ、例えば地域に取材して新たな知見を得たりイベント等の企画・運営に活かしたりする場面などで援用できることを目指す。具体的には、質的調査・量的調査の計画の策定、調査の実施、調査後のデータの収集・分析、および成果を他者に効果的に伝えるためのプレゼンテーションの方法などについて学ぶ。

学習内容

  1. オリエンテーション:身近な調査とテスト
  2. 社会調査とは
  3. 社会調査の理論と方法
  4. 社会調査の事例とツール
  5. 社会調査の手順と課題
  6. 質的調査(1)
  7. 質的調査(2)
  8. 質的調査(3)
  9. 量的調査(1)
  10. 量的調査(2)
  11. 量的調査(3)
  12. 調査データの処理と分析(1)
  13. 調査データの処理と分析(2)
  14. 調査データの処理と分析(3)
  15. 社会調査の活用と応用

授業時間外での学修

可能なら具体的な調査手法を問題解決に活用することも目指して、ゼミナール活動やサークル活動、アルバイトなどの日常生活における課題と授業内容を積極的に関連づけながら予習・復習を行うこと(基本的に授業時間外の学修は1コマあたり4時間を必要とする)。

成績評価の基準と方法

(S)キーワードに記された各領域の考え方について他者に説明でき、方法を適切に応用できる。
(A)キーワードに記された各領域の考え方を正しく理解し、方法を適切に実践できる。
(B)キーワードに記された各領域の考え方の重要な事項について理解し、指示に則って方法を実践できる。
(C)キーワードに記された各領域の考え方の主要な事項について理解し、方法を概ね実践できる。

達成度評価(評価方法:合計100点)

試験:      / 100
レポート:    40 / 100
小テスト(中間テストなど含む): / 100
小レポート(中間レポートなどを含む): 60 / 100
作品:      / 100
ポートフォリオ: / 100
その他:

教科書・テキスト

教科書は使用せず、必要に応じて資料の配布または情報の提示をする。

参考図書・参考文献等

授業内で適宜紹介する。

履修もしくは取得していなければいけない科目

特になし。

学習支援

提出・発表された成果物に対して、修正点・改善点等の指摘などの指導を実施する。

授業に関連する実務経験