データベース論I(稚内)
Theory of Database I

授業科目区分

専門科目
ハイブリッド科目(※対面とオンライン併用)
アクティブ・ラーニング科目です。
専門科目 数理情報系

わくラボの使用について:使用しない
選択科目 2単位 2年次 前期

教職課程(情報)必修

担当教員

伊藤良平

研究室のホームページ,SNSなど

NDC

7

科目分類コード

1104

オフィスアワー

時間割決定後に授業等で連絡します。

この科目のキーワード

データベース/リレーショナルデータベース/DBMS/RDBMS/SQL/正規化

説明に使用する言語

主として日本語を使用する

使用する教材の言語

日本語で記述された資料を使用する

この科目に必要な日本の文化・事情の知識について

到達目標

現代社会において日々増加し続けるデータを効率よく有効的に扱えるようにするため、リレーショナルデータベースの基本的な理論と使用方法について学ぶ。そのために以下を目標点として設定する。
・リレーショナルデータベースの基本的な考え方を理解する。
・データベースを操作するための言語SQLの基本的な使い方について理解する。
・リレーショナルデータベースの作成を通じてデータベース設計の基礎を理解する。

ディプロマポリシーとの関連性

情報メディア基礎力:情報メディアの技術的および社会的な変化に対応し得る基盤となる知識とスキル, 専門能力:情報メディアの開発とその多面的な活用ができる能力

授業の簡単な概要

本授業では、データベースのうち、現代社会で事実上の標準となっているリレーショナルデータベースについて取り扱う。リレーショナルデータベースの数学的な理論を講義しつつ、リレーショナルデータベースにアクセスするための言語であるSQLによる演習を行う。

学習内容

  1. データベースとは
  2. データベースを操作する言語SQL
  3. テーブルの検索@(SELECT句)
  4. テーブルの検索A(WHERE句)
  5. テーブルの結合(JOIN句)
  6. サブクエリと集約関数
  7. データの挿入とテーブルの更新(INSERT,UPDATE)
  8. データの並び替えとグループ分け(ORDER BY,GROUP BY)
  9. データベースの操作とVIEW
  10. データベースの制約
  11. データベースの設計と正規化
  12. ユーザの作成と権限 (CREATE USER)
  13. ストアドルーチン
  14. イベントスケジューリング
  15. まとめと復習

授業時間外での学修

授業時間内で行った演習は次回授業までに提出できるように努力すること.また,この講義ではどこでも学べるようオープンソースソフトウェアを使用するので,時間があれば授業時間内で登場したようなデータベースを操作する方法を各自で考え,いろいろ試してみることをお勧めします.基本的に授業時間外の学修は1コマあたり4時間を必要とします.

成績評価の基準と方法

・データベース管理システムについて理解していること
・リレーショナルデータモデルについて理解していること
・SQLを用いてデータベースに対して必要な処理を行えること

達成度評価(評価方法:合計100点)

試験:      / 100
レポート:    45 / 100
小テスト(中間テストなど含む): / 100
小レポート(中間レポートなどを含む): 35 / 100
作品:      / 100
ポートフォリオ: / 100
その他:

授業への参加姿勢(20)

教科書・テキスト

担当教員が自作したテキストを配付する。

参考図書・参考文献等

必要に応じて授業中に提示します。

履修もしくは取得していなければいけない科目

特になし。

学習支援

提出された成果物に対して、修正点・改善点等の指摘などの指導を実施

授業に関連する実務経験