ビジュアルデザインU
Visual DesignII

授業科目区分

専門科目
ハイブリッド科目(※対面とオンライン併用)
アクティブ・ラーニング科目です。
専門科目 メディア表現系
地域志向科目
わくラボの使用について:使用しない
選択科目 2単位 2〜4年次 変形通年(前期+後期)

担当教員

佐藤結花・あけたらしろめ

研究室のホームページ,SNSなど

https://www.sirome.net/

NDC

727/757

科目分類コード

1060

オフィスアワー

時間割決定後に授業等で連絡します。

この科目のキーワード

デザイン、グラフィックデザイン、ZINE、アートブック

説明に使用する言語

主として日本語を使用する

使用する教材の言語

日本語で記述された資料を使用する

この科目に必要な日本の文化・事情の知識について

到達目標

・自身の興味を知り、表現することができる
・作品制作を通じて、自身の制作技術を高める
・他者の目線を意識して、作品制作を行うことができる

ディプロマポリシーとの関連性

情報メディア基礎力:情報メディアの技術的および社会的な変化に対応し得る基盤となる知識とスキル, 専門能力:情報メディアの開発とその多面的な活用ができる能力, 地域貢献力:地域の課題を意識し、仕事や社会生活において主体的かつ協調的にその解決に取り組む能力

授業の簡単な概要

本は、文字・レイアウト・図・イラスト等のグラフィックデザイン要素と、紙・布・糸・金属等を編集するプロダクトデザイン要素を組み合わせて作られます。この講義では、zineで自分の「好き」を表現しながら、デザイン制作を体験します。
自分の「好き」を探究することが大きな目標です。まず他者の作品から自分の「好き」を選択し、なぜ好きか、どう好きかを観察・深掘りながら、自らの表現へと展開していきます。

学習内容

  1. オリエンテーション/デザイナー取材
  2. デザイナー取材
  3. ZINEイベントの体験
  4. 作品をトレースする
  5. 作品をトレースする
  6. イベント参加計画/モックアップ中間チェック
  7. イベント参加計画/モックアッププレゼン/提出
  8. 試作品制作
  9. 試作品チェック
  10. 作品マスター完成/作品発表
  11. データ提出/データチェック
  12. 入稿・製本/展示準備
  13. 完成品チェック/展示準備
  14. ZINEイベントへの参加
  15. 振り返り/ポートフォリオ作成
  16. 振り返り

授業時間外での学修

講義時間以外に作品制作等の課題に関して取り組む時間が必要。1コマあたり5時間程度の時間を必要とする。

成績評価の基準と方法

(S)自身の興味や他者の目線を意識し、より優れた作品を制作することができた。
(A)自身の興味や他者の目線を意識し、優れた作品を制作することができた。
(A)自身の興味や他者の目線を意識し、規定にそった作品を制作することができた。
(C)自身の興味や他者の目線を意識した作品制作をしようと努力できた。

達成度評価(評価方法:合計100点)

試験: / 100
レポート: / 100
小テスト(中間テストなど含む): / 100
小レポート(中間レポートなどを含む): / 100
作品:70 / 100
ポートフォリオ:30 / 100
その他:

教科書・テキスト

必要に応じて講義の際に配布する。

参考図書・参考文献等

・宮後優子 「作品集のつくりかた アートブック、ZINE、ポートフォリオ... 作品を魅力的に見せる編集デザインのコツ」 ビー・エヌ・エヌ(2025)
・welca, 山彩矢子 「文章を書く人のための 同人誌・ZINE 本文デザイン入門 」 ビー・エヌ・エヌ(2025)
・美篶堂「美篶堂とつくるはじめての手製本: 製本屋さんが教える本のつくりかた」 河出書房新社(2021)
・パイ インターナショナル (「冊子&折りパンフの構図とレイアウト」PIE International(2022)
・グラフィック社編集部「デザインのひきだし54 」グラフィック社(2025)

履修もしくは取得していなければいけない科目

なし

学習支援

講義内での制作物に対しての修正点・改善点の指摘などの指導を実施する。
講義時間外の質問等は対面・メール・LMS等で受け付ける。

授業に関連する実務経験

・大学、高校、中学校での美術分野の指導、フリーランスでのアニメーション制作業務の経験があります。 ・フリーランスでイラストレーション、デザインの制作業務経験があります。