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見出しの変更の2つの方法

これまでの出力を見れば、selectの出力では、最初に、見出しが表示されていることが わかる。デフォールトで、見出しには項目名が使われるのだが、この見出しを変更する ことも次のようにして可能である。

例 5: 見出しの変更1

select  利用者コード コード , 氏名_姓  苗字 , 氏名_名  名前
	from    利用者台帳

コード 苗字 名前 ------ -------------------- -------------------- 200001 山口 和義 200002 瀬野 哲雄 200003 寺崎 武 200005 清水 晃 200006 大橋 弘文 200007 鈴木 弘文 200008 八矢 仁 200009 斉藤 浩 200010 河本 直樹 200011 斉藤 直純 200012 小田部 恭平 200013 高橋 譲 200014 嶋津 直樹 200015 嵯峨 幹司

例1の出力と比べれば、出力の見出しが、「利用者コード」「氏名_姓」「氏名_名」 から「コード」「苗字」「名前」と変わっているのがわかる。 見出しを変更するには、select文の項目リストを少し変形して、項目名の後ろに空白文 字で区切って対応する見出し名を置き、この項目名と見出し名のペアをコンマで区切っ て並べればよい。こうした空白で区切る方法は、後にみるように、テーブルに「別名」 (エイリアス)を与えるときにも利用される。

例5の方法とは別のやり方で、見出しを変更することも出来る。

例 6: 見出しの変更2

select  コード = 利用者コード , 苗字 = 氏名_姓 , 名前 = 氏名_名 
	from    利用者台帳

コード 苗字 名前 ------ -------------------- -------------------- 200001 山口 和義 200002 瀬野 哲雄 200003 寺崎 武 200005 清水 晃 200006 大橋 弘文 200007 鈴木 弘文 200008 八矢 仁 200009 斉藤 浩 200010 河本 直樹 200011 斉藤 直純 200012 小田部 恭平 200013 高橋 譲 200014 嶋津 直樹 200015 嵯峨 幹司

この「見出し名 = 項目名」という形式での見出し名の設定は、後でみるように、 「見出し名 = 項目名からなる式」という形で、よく利用される。

maruyama@wakhok.ac.jp
1995年02月10日 (金) 00時49分16秒 JST