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deleteの一般形

テーブル上のあるデータが、不用になったとき、その行は削除されねばならない。こう した時、命令 delete が使われる。この命令の一般形は次の形である。

delete from テーブル名
	where  削除条件

もし、where句を省略すれば、そのテーブルの全ての行が削除されてしまうので注意が 必要である。

例 79: 不用な行の削除

delete from 利用者台帳稚内編
	where  コード = "999996"

この時、テーブルは次のようになる。

select * 
	from 利用者台帳稚内編

    コード 姓 名 電話番号 郵便 住所 -------- ------ -------- -------------- ----- ---------------------- 999999 丸山 不二夫 0162-33-8177 097 稚内市富岡5-9-1 999998 雪田 修一 0162-32-2360 097 稚内市富岡2-3-6 999997 植田 龍男 0162-32-1234 097 稚内市富岡1-2-3 999995 姫宮 利融 0162-34-2340 097 稚内市富岡2-3-4

deleteでも、where句に様々の条件を書くことが出来る。

例 80: where 句で複数の行を指定

/* 稚内市以外の住所のデータを削除 */

delete from 利用者台帳稚内編 where 住所 not like "%稚内市%"

/* 元の台帳に存在しないコードの利用者のデータを削除 */

delete from 利用者台帳稚内編 where コード not in ( select 利用者コード from 利用者台帳 )

maruyama@wakhok.ac.jp
1995年02月10日 (金) 00時49分16秒 JST