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前の章で我々は関数の簡単な作り方について学んだ。この章では、 更に、深く関数の作り方について学ぶ。
前の章では、関数の返り値は省略すると整数になることを学んだが、ここでは 一般に関数の返り値の型を定義する方法について学ぶ。関数の返り値の型 を色々と定義することによって、より柔軟な関数を作ることが出来る。 また、この関数の返り値の型や関数の引数がコンパイラに分からないと、 型や引数の数を間違ってプログラムを作ってもコンパイル時に発見できず、 リンクの時点で意味不明のエラーが出たりする。従って、コンパイラに自分で 作成した関数がどんなものかを教えてやる事が出来れば、プログラミングの間違い に気づきやすくなるので有用である。