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整数変数の宣言

C で扱う色々なデータは、変数と呼ばれる一種の箱の中に保存することが出来る。 (保存しなければ、コンピュータは、即座にそれを忘れる!) 箱の中に入れるデータには色々な種類のものがあり、それによって、箱の種類も 変えなければならない。また、大きな箱や、小さな箱もあるので、場合によって、 箱の大きさを指定しなければならない時もある。更に、幾つかの箱を扱う関係上 箱には名前を付けなければならない。これを、変数名という。

ここで扱うデータとしては、当面整数のみを扱う。

整数の箱を用意し、それにある名前を付けるのは、一つの文で一度に行なわれる。 その方法は、

int a;
である。最初の int で、整数の箱であることを宣言し、それに続く a で、その箱に a という名前を付けている。 この場合、箱は1つだけであるので、幾つかの整数の変数を用意したい場合は、
int a;
        int b;
        int c;
のように変数名のみを変えて幾つも書けばよい。何行も書くのが面倒な場合は、
int a,b,c;
のようにコンマで区切って変数名を並べれば、a,b,c という3つの整数の変数 が用意される。
注意
int と変数の間には、スペースを入れること。
最後のセミコロンを忘れないこと。

maruyama@wakhok.ac.jp
1995年02月08日 (水) 18時57分57秒 JST