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復習

  1. 論理演算
    論理値の間の演算を論理演算と呼び、結果は真か偽である。(c 言語では、 偽は0、それ以外の数値は全て真であることに注意せよ。) 論理演算子には次のようなものがある。

    論理 and と 論理 or 演算は2項演算子であるのに対し、否定演算子は単項 (一つの論理値に作用する)演算子である。また、否定演算子は関係演算などより 優先度が高いので、 は、 と等しい点に注意する。 紛らわしい場合は、丸括弧をつけることで演算の順序を指定できるので、積極的に 丸括弧を使った方が良い。

     

    各演算子の意味は次の通りである。

    否定
    真のものを否定すれば、偽。偽を否定すれば真。
    論理 and
    2つの論理値が同時に真である時のみ真。それ以外は全て偽。
    論理 or
    2つの論理値が同時に偽である時のみ偽。それ以外は全て真。

maruyama@wakhok.ac.jp
1995年02月08日 (水) 18時57分57秒 JST