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ウィンドウ・システムを扱うためにはマウスの操作は避けて通ることはできません。
逆に言えば、前回やった「グラフィック」と
「マウス」という2つのポイントを押さえることが、
Xウィンドウのプログラムを理解する基本なのです。
Xウィンドウのシステムでは、マウスも含めて、
ウィンドウへの情報の受け渡しは「イベント」によって行われます。
「イベント」を扱うには「イベント構造体」が必要です。
イベント構造体は、かなり複雑な構造体です。
完全に理解し使いこなすためには少々知識と経験が必要です。
しかも、イベント構造体は「共用体」でもあります。
そのため余計にややこしい印象を与えます。
(「共用体」については次回詳しい説明をしましょう。)
「イベント処理」はXウィンドウ・プログラミングの
最初の難関かもしれません。
XEvent eve; /* イベント構造体の宣言 */イベント構造体の中身の詳しいことは、次回以降必要に応じて 紹介することにします。switch( eve.type ) /* イベントの種類を調べる */ {