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イベント処理を実現するために、
ウィンドウのアプリケーション・プログラムでは、
今までのC言語とは少し違ったスタイルのプログラムが必要となります。
一番の特徴が「無限ループ」の存在です。
(次ページのプログラムを参照)
プログラムは、必要な準備を整えると無限ループに入ります。
そして、その中で常に「イベントの入力」をチェックし続けます。
目的のイベント、たとえば「右ボタンのクリック」を検出すると
それに応じた処理、
たとえば「プログラムの終了」が実行されるという仕組みになっています。
ウィンドウのプログラムの働きは、
ちょうどレストランや喫茶店の仕事に似ています。
いつ来るかわからないお客さん(イベント)を待ち続け、
注文があった時にその注文に合った仕事をしなくてはいけません。
それぞれの仕事をあらかじめ「メニュー」として準備するところも同じです。