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ウィンドウのプログラムは喫茶店のスタイル

イベント処理を実現するために、 ウィンドウのアプリケーション・プログラムでは、 今までのC言語とは少し違ったスタイルのプログラムが必要となります。
一番の特徴が「無限ループ」の存在です。 (次ページのプログラムを参照) プログラムは、必要な準備を整えると無限ループに入ります。 そして、その中で常に「イベントの入力」をチェックし続けます。 目的のイベント、たとえば「右ボタンのクリック」を検出すると それに応じた処理、 たとえば「プログラムの終了」が実行されるという仕組みになっています。
ウィンドウのプログラムの働きは、 ちょうどレストランや喫茶店の仕事に似ています。 いつ来るかわからないお客さん(イベント)を待ち続け、 注文があった時にその注文に合った仕事をしなくてはいけません。 それぞれの仕事をあらかじめ「メニュー」として準備するところも同じです。

maruyama@wakhok.ac.jp
1995年02月01日 (水) 00時21分18秒 JST