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ウィンドウ・システムと GUI(グラフィカル・ユーザー・インターフェイス)

コンピュータと人間との間で行われるやり取りのことを 「インターフェイス」と言います。 コンピュータの使いやすさは、 インターフェイスがどう設計されているかで決まります。
 インターフェイスはOS(オペレーティング・システム)の大切な仕事です。 UNIXが普及した理由の1つは、 他のOSと比べインターフェイスへ特に深い配慮がはらわれていたからです。 しかし、コンピュータがより広く普及し、 様々な人々がコンピュータを使うようになってくると、 従来のUNIXだけでも十分なインターフェースを提供してくれるとは 言えなくなってきました。 コマンドを暗記して一回ごとにキーボード入力するスタイルではなく、 もっとわかりやすいコンピュータの操作法が必要になってきたのです。  そこで登場したのがウィンドウ・システムです。
改めて説明する必要はないでしょう。 画面の絵を見ながら、 主にマウスを使ってコンピュータに指示を与える方式のことです。  最近のワークステーションや高性能のパソコンでは、 ウィンドウ・システムによるインターフェイスが定着しつつあります。 このようなスタイルをGUI(グラフィカル・ユーザー・インターフェイス)と 呼びます。

maruyama@wakhok.ac.jp
1995年02月01日 (水) 00時21分18秒 JST