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コンピュータと人間との間で行われるやり取りのことを
「インターフェイス」と言います。
コンピュータの使いやすさは、
インターフェイスがどう設計されているかで決まります。
インターフェイスはOS(オペレーティング・システム)の大切な仕事です。
UNIXが普及した理由の1つは、
他のOSと比べインターフェイスへ特に深い配慮がはらわれていたからです。
しかし、コンピュータがより広く普及し、
様々な人々がコンピュータを使うようになってくると、
従来のUNIXだけでも十分なインターフェースを提供してくれるとは
言えなくなってきました。
コマンドを暗記して一回ごとにキーボード入力するスタイルではなく、
もっとわかりやすいコンピュータの操作法が必要になってきたのです。
そこで登場したのがウィンドウ・システムです。
改めて説明する必要はないでしょう。
画面の絵を見ながら、
主にマウスを使ってコンピュータに指示を与える方式のことです。
最近のワークステーションや高性能のパソコンでは、
ウィンドウ・システムによるインターフェイスが定着しつつあります。
このようなスタイルをGUI(グラフィカル・ユーザー・インターフェイス)と
呼びます。