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vi ではよく使う単語を登録することができます。
そのための命令が ab です。
先ほど確認した .exrc のファイルの中で使われていましたね。
その使い方を以下に説明します。
まず vi を使って実際にファイルを作ってみましょう。
ファイル名は次の課題で指定するプログラムの win1.c とします。
vi win1.c
ab機能はデータの入力中に利用しますから、いつもと同じように挿入モード
に入ってください。( a か i を1回押す)
そこで次のように1行目を最初の2文字だけ入力してみてください。
#i
次のの文字(3文字目)に < を入力してください。
どうなりましたか? 登録されていた単語( #include )が出るはずです。
#i<
↓
#include<
登録された略号の後に ( や " などの区切りの記号またはスペースが入力されると
完全な単語が自動的に現れます。
たとえば次のような例も試してみてください。
Di_ ( Di の後にスペースを入力)
XOD_ ( XOD の後にスペースを入力)
自分で新しい単語を登録したい場合には、先ほどのファイル .exrc に
追加してください。
ただし、あまり凝った登録をするとかえって混乱の元になるので
注意しましょう。なるべく単純なルールで覚えやすく設定するのがコツです。