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さて、XColorとして色のデータを用意しただけでは、 まだ自由に色を利用することはできません。 XColorはクライアントの側のデータで、 Colormapはサーバーの側のデータです。 そのままでは クライアントはカラーマップのピクセル値の情報を持ってはいません。 また、サーバーもクライアントがどんな色を欲しがっているのかわかりません。 クライアントから一度サーバーに問い合わせ、 使いたい色がカラーマップの何番目に登録されているのかを知る必要があります。 この仕事を行う関数が XAllocColor()です。
iro.red=65535; iro.green=0; iro.blue=65535; /* ピンク色の RGBデータ */ XAllocColor( dsp, cmap, &iro );