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GC構造体は、関数XCreateGC() によって生成します。
GC gc;gc = XCreateGC( dsp, win, NULL, NULL );
第2引数はウィンドウ(またはピックスマップ)です。
そのため GCを生成するためには、
それ以前に最低1個のウィンドウがなくてはいけません。
生成された GCは、他のウィンドウで使用しても何の問題もありません。
生成する時に必要な値を指定することも可能ですが、
NULL, NULL の指定で標準値が自動的に設定されます。
GCは必要に応じて何個でも用意することが可能です。
たいていの場合は1個で用は足りるでしょう。
ただし、同じ色を何回も切り換えて使用する場合などは、
複数の GCを使った方が効率が上がります。
逆に GCを1個も生成しないで、
他のアプリケーションが生成した GCを借用することも可能です。
(GCはサーバーが管理しているからです。)
しかし、GCのデータを書き換える場合には、
他のアプリケーションに影響を与えないように
専用の GCを生成するべきです。