PC(95)でも環境構築が可能ですが、直前まで、PC−UNIXの講座が開かれていることも あって、各自が次のような環境設定を行わなければなりません。
本学では、sambaを使ってPCからUNIXサーバのリソースを利用しています。 PCへのログインには、UNIXへのログインと同じユーザー名を使います。 また、PCのパスワードも、UNIXのパスワードと同じものを使います。
PCのワークスペース上で、「ネットワーク・コンピュータ」というアイコンをクリック します。そうすると、新しいウィンドウが開いて、ews** といった名前が表示される はずです。これは、sambaサーバのホスト名です。
各人の座席に応じて、次の表にしたがって一つのマシンを選んで、クリックします。
a,b列 ---> ewsa1 c,d列 ---> ewsc1 e,f列 ---> ewse1 g,h列 ---> ewsg1 i,j列 ---> ewsi1
そうすると、publicと自分のユーザー名との二つのエントリが現れます。
publicには、sambaサーバのリソースが入っており、その中には、Java関係のリソースが ありますので、これをPCの側から利用します。 ユーザー名の部分には、実は、各人のUNIX上のホーム・ディレクトリが見えるはずです。 二つのエントリが見える段階で、まずpublicを選び、ファイル・メニューがら、 「ネットワーク・ドライブの割り当て」を選んで、E:ドライブを割り当てます。 同様に、ユーザ名のエントリには、F:ドライブを割り当てます。 この時、「ログイン時に再接続」を選んで、次回のログイン時には、自動的にドライブの割り当てが行われるようにします。
これ以降、PCの側からは、ドライブ名を指定すれば、ネットワークにアクセスできる ようになります。
E:ドライブ sambaサーバ上の、Java関係のリソース F:ドライブ 各ユーザのUNIXのホーム・ディレクトリ
これで、環境造りの準備が、ようやくできあがりました。
PATHやCLASSPATHを設定したり、使いやすくするためにショートカットを作成したり
いくつかの準備が必要ですが、基本的な設定は、e:\summer97\bin\autoexec.bat
の中に書かれていますので、これを参考にして、各自のマシンの
c:\autoexec.bat
を訂正し
てください。それぞれのマシンごとにc:\autoexec.bat
の設定が
ことなるかもしれま
せんので、e:\summer97\bin\autoexec.bat
の内容を後ろに追加して下さい。
PATH=e:\jdk1.1.3\bin;e:\gnu-win32\H-i386-cygwin32\bin;e:\summer97\bin CLASSPATH=.;e:\jdk1.1.3\lib\classes.zip
PATHの先頭はjavaの実行ファイルですが、二番目のパスはUNIX likeなコマンド がPCで使えるようにするためのものです。これで、dirやtypeでなくて、lsや catが使えるようになります。三番目のパスには、先のbdk,dejava,swingといった コマンドが入っています。