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注意:
以下の演習をコンソールから行なう場合、コンソールでは日本語表示ができな
いためメッセージが日本語で表示されると読めないことになります。このよう
な場合、以下のようにして英語モードに切替えて下さい。
LANG=C
export LANG
演習 6.1
まず、
ps -ef | grep nfs
を実行して、NFSサーバとして必要なデーモンが各マシンで動いていることを
確認して下さい。また、
ps -ef | grep mount
として、mountd, automountdが動作していることも確認して下さい。
演習 6.2
「more /etc/mnttab(リターン)」として、現在のマウント状況を確認して下さい。
演習 6.3
「mount(リターン)」として、現在のマウント状況を確認して下さい。
演習 6.4
「df -k(リターン)」として、現在のマウント状況を確認して下さい。
演習 6.5
隣の人のマシン名とIPアドレスを/etc/hostsに追加して下さい。
演習 6.6
隣のマシンのユーザのホームディレクトリを自分のマシンの
「/summer/隣マシンにいるユーザ名」ディレクトリに mount コマンドを
用いてマウントしてください
(既にファイルシステム全体がシェアされていますので、マウントされる側が
シェアする必要はありません)。
このときマウントポイント(空のディレクトリ)を事前に作成するのを
忘れないようにして下さい。
演習 6.7
「df -k(リターン)」として、現在のマウント状況を確認して下さい。
演習 6.8
マウントしている隣のマシンのファイルシステム
(ユーザのホームディレクトリ)がうまく読めることを確認して下さい。
演習 6.9
umount コマンドを用いて先のマウントを解除して下さい。
演習 6.10
マウントしている隣のマシンのユーザホームディレクトリが
読めなくなっているか確認して下さい。
演習 6.11
マスターマップ(/etc/auto_master)に「/summer 以下のアクセスは
インダイレクトマップ /etc/auto_summer ファイルを使用する」と
いう記述を追加して下さい。
演習 6.12
先のマウントの課題と同様に、隣のマシンのユーザホームディレクトリを
自分のマシンの「/summer/隣マシンのユーザ名」でオートマウントできるように
「/etc/auto_summer」の内容を記述して下さい。
演習 6.13
「atuomount -v(リターン)」として、オートマウントの再設定をして下さい。
このとき、どのようなメッセージが表示されるか確認して下さい。
演習 6.14
隣のマシンのユーザホームディレクトリがうまく読めることを確認して下さい。
演習 6.15
もう1度「atuomount -v(リターン)」として、オートマウントの再設定して、
どのようなメッセージが表示されるか確認して下さい。
演習 6.16
マウントされている側で「unshareall」コマンドで、シェアを解除して下さい
(「share(リターン)」でシェアされているかを確認できます)。
演習 6.17
マウントしているはずの隣のマシンのユーザホームディレクトリが
うまく読めないことを確認して下さい。
演習 6.18
「shareall」コマンドで、シェアを実行して元の状態に戻して下さい
(「share(リターン)」でシェアされているかを確認できます)。
演習 6.19
マウントしている隣のマシンのユーザホームディレクトリが読めるようになったことを
確認して下さい。
演習 6.20
「/etc/auto_summer」に複数の違うマシンのユーザについても追加登録して下さい。
演習 6.21
今回は直接扱わなかったダイレクトマップの内容を
「cat /etc/auto_direct」として確認してみて下さい。
Noriyo Kanayama