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7.5 注意書きを読み、Makefileを書き直す

次に、gzip-1.2.4/ ディレクトリに移動して、作業を続けます。
lx$ cd gzip-1.2.4/
COPYING         configure*      gzip.doc        revision.h      zdiff.in*
ChangeLog       configure.in    gzip.h          sample/         zforce.1
INSTALL         crypt.c         gzip.info       tailor.h        zforce.in*
Makefile.in     crypt.h         gzip.texi       texinfo.tex     zgrep.1
NEWS            deflate.c       inflate.c       trees.c         zgrep.in*
README          getopt.c        lzw.c           unlzh.c         zip.c
THANKS          getopt.h        lzw.h           unlzw.c         zmore.1
TODO            gpl.texinfo     match.S         unpack.c        zmore.in*
algorithm.doc   gzexe.1         msdos/          unzip.c         znew.1
amiga/          gzexe.in*       nt/             util.c          znew.in*
atari/          gzip.1          os2/            vms/
bits.c          gzip.c          primos/         zdiff.1
lx$

Makefile もしくは makefile というファイル名のファイルは 存在しなくて、代わりに Makefile.in というファイルが存在しています。 新しいアプリケーションをインストールする際に、README という名前のファイル はまず初めに読まなければなりません。README にはプログラムの目的・特徴と 共に、注意書きが書いています。その第6・第7段落に重要なことが買いてあります。

それで、ファイル INSTALL を読むと、最初に configure を実行すると (configure.in とMakefile.inから)Makefileconfigure.statusを生成し、さらに、installの際のディレクトリは Makefileの中のprefix変数で指定されることがわかります。

lx$ configure

とします。
lx$ ls

でみると、Makefile がつくられたのがわかります。
lx$ vi Makefile

として、その最初に prefix が現われる行(91行目)を次のように書き換えます。 (vi の中で コマンド・モードで /prefix と入力するとその行に 跳びます。)



Noriyo Kanayama