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6.2.7 割り当てるべき領域

領域を使用目的に応じて分割し、各スライスに割り当てるのですが、注意 すべき点は次のようなことです。

参考までにディスク容量の小さいマシンの構成を紹介します。

ipc02$ df -k
ファイルシステム     Kバイト  使用済  使用可 使用率    マウント場所
/dev/dsk/c0t3d0s0      43933   17433   22110    45%    /
/dev/dsk/c0t3d0s6      69955   64197       0   100%    /usr
/proc                      0       0       0     0%    /proc
fd                         0       0       0     0%    /dev/fd
swap                   51816     232   51584     1%    /tmp
souya:/home/staff4   1991280 1569608  222552    88%    /home/net/staff4
sparc02:/usr/dt       481816  419824   13816    97%    /usr/dt
sparc02:/usr/openwin  481816  419824   13816    97%    /usr/openwin
sparc02:/opt          313520  220800   61376    79%    /opt

ここで用いたdfコマンドは、 ディスクの空き容量などを調べるための重要なコマンドです。 SYSTEM V系UNIXでは、ディスク容量は1ブロック=512バイトを単位として 表示されるのですが、上の例では -kオプションを指定し、 Kバイト単位で表示を行なっています。

この例では、ルートとスワップは比較的余裕を持って、その他のホームディレクトリや ウィンドウ環境などはサーバから提供を受けています (提供の受け方は後述します)。



Noriyo Kanayama