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5.4 nslookup

DNSのクライアントのツールの一つであるnslookup(Solaris内蔵のものは /usr/sbin/nslookup)を使うと ネームサーバーの情報を調べることが出来、ネームサーバーの設定のチェック にも使えます。 例えば

/usr/bin/nslookup - hoku1

とするとインタラクティブ・モードに入ります。

Default Server:  hoku1.wakhok.ac.jp
Address:  202.11.100.1

>

プロンプトに例えば

> hoku6.wakhok.ac.jp.
と入力するとIP addressを教えてくれます。 また問い合わせたサーバーのドメイン内に属するホストについてだと
> hoku3
と相対名で入力しても答えてくれます。
次のようにIP address を入れると逆引きをしてくれます。
>202.11.100.3
そのゾーン情報を持っているサーバーに対してなら
> ls -t any wakhok.ac.jp.
とするとゾーン情報の一覧を知ることが出来、ネームサーバーのチェックに 役立ちます。
ネームサーバーを切り替えたければ次の例のようにしてください。
> server lx.wakhok.ac.jp.

詳しい操作法を知りたければ

>?
とすればよい。
モードを抜けるにはcontrol-d を使ってください。

MXタイプの情報を調べるには

>set type=mx
としてから調べる。



Noriyo Kanayama