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9.8.3 コンフィグファイルの書き換え

最初に INN でのインストールの特徴を述べておきます。 INN では config.data というファイルがあり、その設定を書き換えた後に コンパイル作業に入ります。 この項目は17のセクションで250ほどありますが、 現在では Solaris 用の config.data も用意されていますのでそれほど修正は しなくて済むと思います。 しかしファイルの置き場所などはそれぞれの環境で書き換えないと いけないかもしれません。

 

設定項目

具体的には以下の手順で進みます。

$ cd $INN 
$ cp sample-configs/config.data-solaris2.5 config/config.data
$ cd $INN/config

今回の書き換えは以下の部分を行いました。

また、各ファイルの置場所は次の通りとします。

この他に、perl, patch, awk, cc, grep, make, sed を使用する箇所は、 前述したようにシステムで用意されたものではなく、 自分で準備したコマンドを使用するのでパスを /pub/bin に変更します。



Noriyo Kanayama